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なぜ機能性ディスペプシアに「i-katsu」が効くのか?

機能性ディスペプシアとは「症状の原因となる器質的,全身性,代謝性疾患が ないのにもかかわらず,慢性的に胃痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患」であると定義されています1)

つまり、「胃内視鏡(胃カメラ)や腹部エコーなどの検査しても何も異常がないにも関わらず、胃の症状で悩まされる状態」といえます。

機能性ディスペプシアは日本人の10%程度に見られ1)、実際に胃痛・胃もたれなどの胃の症状を訴えて受診する方の約半数が機能性ディスペプシアが原因と言われています。

 

原因としては

もともとの体質的な要素(遺伝的要因2)・生育環境3)・胃の形4)・胃内細菌叢5)など)に加えて、外的な要因(ストレス6)、感染性胃腸炎7)、運動・睡眠・食事内容や食習慣などのライフスタイル8))などが加わり、胃・十二指腸の運動異常胃酸分泌過多内臓知覚過敏などが生じ症状が発症します。

 

当院オリジナルの胃のサプリ“i-katsu”は、

①胃酸の分泌過多を正常化する成分

②胃の動きを改善し逆流を抑える成分

を持っており、機能性ディスペプシアの方に使用し非常によい治療効果を得ています!

i-katsuは当院にて直接ご購入頂くか、専用のwebサイトからもご購入いただけます。

 

■こういう症状の方の治療に使用しています■

✅胃痛・胃もたれ・吐き気・張り・食欲不振などの機能性ディスペプシアの症状がある方

✅薬を飲むことや、長期的に薬を続けることに抵抗のある方

✅薬をやめると症状がぶり返してしまう方。

✅薬を飲んでいるが症状が改善しない方 など 

 

 

1.なぜ機能性ディスペプシアにi-katsuが効くのか?

そもそも機能性ディスペプシアの治療は?

通常の機能性ディスペプシアの治療は、

・胃酸の分泌過多を抑え胃痛を改善する制酸薬

・胃の動きを改善し、お腹の張りやもたれを改善する機能改善薬

・機能性ディスペプシアを引き起こす生活習慣の改善 などを行っていきます。

当院のオリジナルサプリi-katsuには、胃酸の分泌過多を適正化しする成分胃の動きを改善する成分を含んでおり、また症状を引き起こしやすくする体質の改善効果もあり、多くの機能性ディスペプシアの方に使用して頂いております。

 

胃痛や吐き気の原因となる胃酸の過剰な分泌の抑制

i-katsuに含まれる乳酸菌LJ88は、胃酸の分泌を促す「ガストリン」というホルモンを作る細胞に働きかけることで、過剰な胃酸の分泌を防止することで胃痛などの症状を改善します。

また、必要以上には胃酸分泌を低下させることはなく、消化機能に影響せずに胃酸の状態を正常の状態を保ってくれます

 

胃もたれや胃の張りの原因となる胃の運動改善効果

i-katsuは胃の動きをよくする健胃効果のある生薬を含んでおり、胃腸の動きの改善による効果も期待できます。

ダイダイ 

漢方では橙皮や枳実という生薬になります。リモネンという有効成分を持ち健胃・整腸作用があり、腹部に溜まったガスを排出させる働きがあるため、お腹の張りや痛みを和らげる効果が期待できます

 

麦芽

グルタミン酸というアミノ酸の一種である有効成分を持ち、食物の消化を助けます。迷走神経を興奮させ、消化管の運動を促進させます

 

・大根の種

漢方では萊菔子(ライフクシ)という生薬になります。イソチオシアネートという揮発性成分があり、胃や腸管を刺激し胃に入った食物をスムーズに腸管に送り込む作用があり、蠕動運動を活発にし逆流を防ぐ効果が期待できます。

 

※i-katsuの成分についてのより詳細な情報はこちらからご覧ください。

 

機能性ディスペプシアを引き起こす体質の改善

同じようなストレス環境やライフスタイルであっても機能性ディスペプシアを発症する人とそうでない人がいます。

図の一番上にあたる「体質的な要因」が関わってきます。

残念ながら遺伝的な素因や胃の形などを変えることはできませんが、“胃内細菌叢によって形成される胃内環境”をコントロールすることで機能性ディスペプシアになりやすい体質を変えていくことができます

 

健常な方と機能性ディスペプシアの方とで胃液の細菌叢構成を調べてみると、機能性ディスペプシアの方では典型的な腸内常在菌属であるバクテロイデス属、ビフィドバクテリウム属などに加え、病原性を持つエスケリキア属が多数検出されています。

機能性ディスペプシアの方に特定の乳酸菌の摂取を続けてもらうことで胃内細菌叢の異常の大部分が是正され胃の症状も改善していたとの報告があり5)、症状の発症に関わっている可能性が示唆されています。

 

現在の所は薬として胃内細菌叢を是正するようなものはありませんが、当院ではオリジナルサプリのi-katsuを使用することで胃内環境を適正化する診療を行い、より深い部分での機能性ディスペプシアの治療にも取り組んでいます。

 

関連ページ:i-katsuに込めた開発者である院長の思い

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2.機能性ディスペプシアは繰り返しやすい??

 

機能性ディスペプシアの要因には、胃酸の分泌の増加や胃の動きの低下が関わってきますが、これらはストレスや生活習慣によってもたらされることが多いです。

 

胃酸の分泌や胃や腸の動きは自分の意志ではコントロールできずに、体が勝手に自律神経を介してコントロールしているのですが、ストレスや生活習慣(食生活・アルコール・タバコ・睡眠など)の乱れがあるとコントロール機能が上手く働かず、胃酸過多になったり、胃や腸の動きが低下し、機能性ディスペプシアを起こし、胃の症状が発生します。

 

ですので、ストレス因子が持続したり生活習慣の改善がないと、一旦薬で改善した後にぶり返したり薬が効かないことも少なからずあります。

 

また、胃酸を抑える薬を服用していると、薬をやめた際に一時的にリバウンド反応を起こし、胃酸が分泌しやすくなり胸やけの再発を起こすこともあり、そのため薬がなかなかやめられず長期間の服用になったりやめて再開を繰り返したりするケースが多くみられます。

 

i-katsuの成分には、制酸剤のリバウンドの抑制作用があり薬の中止・再燃の防止作用が期待でき、またi-katsuはサプリ(食品)ですので、通常は副作用が出ることがなく、長期間安全に飲んでいただくことができます。

そして薬剤とは作用機序が違うため、薬と併用することで上乗せ効果も期待でき、薬で治療が不十分な方にもよい適応だと考えます。

◆関連ページ;

機能性ディスペプシア 

なぜ機能性ディスペプシアは治らないの?その4つの理由と治療法とは?

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3.実際の治療例

 

その他の治療例は “i-katsuの治療例” からご覧いただけます。

 

① 20代 女性 ストレスで胃痛

【症状】

以前から胃弱体質で、ストレスを感じると胃の痛みが出現し、市販の胃薬を飲んだり近くのクリニックを受診し胃薬の投薬を受けたりしていましたが、ここ最近は痛みが出る頻度が増えてきたとのことで当院を受診されました。

 

【診察】

受診時には胃痛などはない状態でしたが、ストレス時に症状がでるとのことから機能性ディスペプシア(特に疾患があるわけではないのに胃の機能の調整機能が崩れて起こる症状)を考えました。

 

【検査】

実際に症状を起こすような病気がないかをチェックするため腹部エコー胃内視鏡(胃カメラ)などの検査を行いました。

腹部エコーでは、肝胆膵などの上腹部の臓器に痛みの原因となるような異常は認めませんでした。

また、胃の中の病変のチェックのため胃カメラも行いましたが、ピロリ菌もなく異常所見はない状態でした。

胃の内視鏡では問題ない状態でした

 

【治療】

以上のように検査では特に病気はなく、機能性ディスペプシアと診断しました。

胃痛が出るのがストレス時とのことであり、症状出現時に薬を飲んで頂くことと、症状が出にくい体質にすることを目的に漢方薬i-katsuを飲んでいただくこととしました。

 

【経過】

仕事が忙しくストレスを感じることも多かったため、1-2週間は胃薬を飲む機会がありましたが、次第にストレス時にも胃痛が出現しにくくなってきたとのことでした。

ご本人的には調子がよく胃痛はほとんど気にならないとのことで、再診時に漢方も一旦中止しi-katsuを飲んで様子を見て頂くことしました。

 

その後もストレス時の胃痛はほぼなく良い状態が続いていますが、ご本人が「i-katsuを飲むと胃痛も出ず、胃の調子も今までより良い感じがして胃弱がよくなってきたような気がする」とのことであり、継続を希望され、現在も続けています。

 

② 20代 男性 以前から胃弱体質

症状

以前から胃弱体質、中学生くらいの時から緊張すると胃痛吐き気が出たりということを繰り返しており、社会人になってからその頻度が増えたとのことで当院を受診されました。

 

診察】【検査

触診上は心窩部(みぞおち)の辺りを押すと痛みがあり、念のため腹部エコー・ピロリ菌検査などを行いましたが、異常はなく、症状や今までの経過から病気ではなく体質的なもの(胃弱)と考えました。

 

治療

胃弱は胃の粘膜の知覚過敏や、胃の働きの異常(胃酸の分泌過多や胃の動きの不具合)で起こる状態と考えられます。

 

ストレスや疲れ・食生活の乱れなどが要因となりますが、根本には遺伝的な素因や胃内環境(=胃内細菌叢)・胃の形などの体質があります。

同じようなストレスを感じたり、食生活を送っていても症状が出る人と出ない人がいるのはこの体質的な部分が関与していると考えられます。

 

胃の中の細菌叢によって構成される胃内細菌叢のバランスが悪くなると、胃弱体質になる傾向がありますが、胃由来の乳酸菌にはこの胃内細菌叢を改善する効果が報告されており、その胃内細菌叢の改善及びその先の胃弱の改善を目指し、i-katsuを使用することにしました。

 

また、胃由来の乳酸菌には胃酸の分泌過多を抑え、胃酸の状態を正常化する働きもあり、胃酸分泌過多による胃の痛みを抑える効果もあります。

 

<治療内容>

i-katsuの服用

長期的な目標:胃内環境(胃内細菌叢)の改善→胃弱体質の改善

即効的な目標:胃酸分泌過多の抑制→胃痛の改善。

 

【経過】

まずは1か月ほど飲んで頂くと、胃痛の程度・頻度ともに軽減してきたとのことで、そのまま続けてみることとしました。

3か月ほど経過すると、胃痛もほとんど感じなくなってきて、胃の症状に悩むことがほぼなくなったとのことでした。

また、i-katsuを飲み始めてから食べる量も増えてきて、食事自体もおいしく食べれるようになったとの実感もあり、今後も服用を続け、さらなる胃弱体質の改善を行っていくこととしております。

i-katsuはこちらからご購入いただけます

 

③ 40代 男性 食べ過ぎたときの胃もたれ

【症状】

普段は特に症状があるわけではないが、週に1-2回食べ過ぎると胃がもたれ、翌日も続いてつらいことがあるとのことでご相談に来られました。

 

【診察】【検査】

直近で人間ドックを受けており、胃カメラ・腹部エコー・CT・血液検査受けて異常はなく、特に病気で起こっている症状ではないと判断しました。

 

【治療】

胃もたれの症状は、胃酸分泌過多胃内に食事が残ってしまうことで生じます。

患者さんは、一度にたくさん食べすぎてしまうことで、消化のため胃酸の分泌が増え、また胃内にも食事が残ってしまうために症状がでてしまっている状態でと考えました。

 

基本的には食べ過ぎは控えてもらうようにし、どうしても食べ過ぎてしまい症状が出たときに胃酸を抑える制酸剤や胃の動きを改善する機能調整薬の服用を勧めましたが、ご本人が病気でないのであればなるべく薬は飲みたくないとのことで、サプリのi-katsuを服用していただき、どうしても辛いときに薬を飲んでいただくこととしました。

 

<治療内容>

①生活習慣指導

症状の引き金になる過食は控えて頂くようにしましたが、外食時や付き合いがあるので、完全になくすのは難しいとのことで、少なくとも自宅で食べる時には暴飲暴食を控えて頂くようにしました。

 

②サプリ

当院のオリジナルサプリi-katsuには、胃酸の分泌を適正に保つ成分や胃の動きを促進する生薬が入っており、もたれ感に対してまずは食べ過ぎたときなどに頓服で使ってみることとしました。

 

③内服薬

サプリを飲んでも胃もたれが改善がない場合に制酸薬運動機能改善薬を飲んでいただくこととしました。

 

【経過】

食べ過ぎたときに、i-katsuを飲むと胃がスッキリするような感があり、翌朝のもたれ感も感じにくくなっていた、とのことでした。

そのようなことが2度ほどあり、試しに毎日飲んでみたとこと、何だが胃の調子が今までよりいい気かするとのことで、食べ過ぎの時だけではなく、普段から飲むようにするようにされました。

 

結局、お渡しした薬は飲む機会がなく、i-katsuを毎日飲むようになってからは多少食べ過ぎてももたれを感じることがほぼなくなり、胃の調子も快調とのことで服用を継続して頂くこととしました。

 

i-katsuは、実際に症状がある際に飲んでいただくことで症状が取れることが多く、頓服としての効果も期待できますが、普段から飲んでいくことで、胃内環境の改善胃酸分泌の正常化胃の動きの促進効果により、胃の調子をよい状態のままキープしてくれます。

 

また、サプリは薬と違い通常は副作用が出ることがないので、今回のケースのように普段からお飲み頂き胃のケアに使用して頂いている方も多くおられます

 

④ 30代 女性 機能性ディスペプシア(胃痛)が治らない

【症状】

高校生くらいの時からストレスや緊張時に胃の痛みを感じていました。ここ数年は頻度が増し、次第に吐き気を伴うようになり、近医で胃内視鏡(胃カメラ)やエコー・CTなどの検査も受けましたが異常はなく、機能性ディスペプシアと診断されました。薬で治療を行いましたが、改善せず、いくつか他の病院も受診し、色々薬を試したものの、やはり改善なく当院にご相談に来られました。

 

【診察】

以前の検査結果・経過・症状から当院でも機能性ディスペプシアと診断しました。

 

【治療】

機能性ディスペプシアは胃や腸などに特に異常がないにも関わらず感じてしまう胃痛や胃もたれ・食欲不振などの症状をさします。

原因としては、ストレスや疲れなどによる胃の機能の調整機能の乱れによる「胃酸の分泌過多」「胃腸の動きの低下」「粘膜の知覚過敏」などで引き起こされます。

 

また同じ環境下でも症状が出る方・出ない方がおられるのは体質(遺伝的素因・胃内細菌叢・胃の形など)が関わると言われています。

治療としては、

  • 胃酸分泌過多を抑える制酸剤
  • 胃の粘膜を保護する粘膜保護剤
  • 胃の動きを改善する機能改善薬

などを使用して行います。

 

今までもH2ブロッカーやPPIという胃酸を抑える薬(①に該当)と粘膜保護剤(②)・機能改善薬(③)・漢方などを処方されていましたが、改善がないとのことと、ご本人が当院のサプリi-katsuを試してみたいとのことで、服用して頂くこととしました。

 

すでに服用中の薬については、ご本人の継続希望もあり、またi-katsuとの飲み合わせは悪くなく、i-katsuに含まれる胃の乳酸菌と生薬は胃酸の分泌過多を適正化し胃の動きを改善する作用を持っており、薬では不十分な部分を補ってくれることを期待し併用することとしました。

 

【経過】

i-katsuを併用し始めたところ、4-5日で吐き気は落ち着き、何となく胃の痛みを感じる頻度が低下してきたとのことでした。

1ヵ月しばらく続けるうちに痛みの頻度はかなり減り、3か月ほど続けて頂くと、症状がほとんど気にならない状態となりました。

その後もi-katsuを継続したいとのことで継続し安定した状態が続いています。

 

※機能性ディスペプシアが治りにくい原因については「なぜ機能性ディスペプシアは治らないの??」もご参照ください。

 

⑤ 40代 女性 胃が重い・食欲不振

【症状】

以前は食事がありなんでも美味しく食べる方だったが、旦那さんがリモートワークとなり生活環境が変わり、何となく胃が重く、食欲が出なくなってきた、とのことで、まず近医を受診され、胃カメラや血液検査・CTなどを受けたところ異常がなく、“精神的なもの”と言われ、胃薬を出されるもすっきりしないとのことで当院を受診されました。

 

【診察】【検査】

前医にて必要な検査は行われておりその結果と問診から、機能性ディスペプシアを考えました。

 

【治療】【経過】

胃の重たさと食欲が出ないとの症状から、胃の動きの低下が考えられ、動きを改善する薬漢方を組み合わせて処方し、また、萊菔子(ライフクシ)という生薬には胃に入った食物をスムーズに腸管に送り込む作用があり、その萊菔子(ライフクシ)を含んだi-katsuを飲んでいただくこととしました。

その後、2週間ほどで、胃の重たさや食欲は改善し、薬は終了としました。

 

ご本人から症状をぶり返さないようにしたいとのことで、生活習慣や食事の指導を行い、胃の健康を維持するためi-katsuは継続して頂き、現在も以前のように食事を美味しく食べれる状態が続いています。

 
⑥ 20代 男性 食べてすぐ胃が張る・満腹になる

【症状】

以前から食は細い方とのことでしたが、1か月ほど前から食事をするとすぐに胃が張って満腹になるとのことで当院を受診されました。

 

【診察】

触診では特に異常はなく、1か月半前から転職をして職場の環境に慣れていないなどのストレス環境があるとのことから、機能性ディスペプシアを疑いました。

 

【検査】

実際に症状を起こすような病気がないかをチェックするため腹部レントゲン・腹部エコー胃内視鏡(胃カメラ)などの検査を行いました。

 

腹部レントゲンでは異常ガスなどはなく、腹部エコーでも肝胆膵などの上腹部の臓器に異常は認めませんでした。

 

胃の中の病変のチェックのため胃カメラも行いましたが、胃のポリープを認める程度でピロリ菌もなく、症状の原因となる病変はない状態でした。

胃のポリープ

※今回見つかった胃のポリープは胃底腺ポリープと呼ばれる治療の必要ない良性ポリープで、症状の原因とはならないものです。

 

【治療】

検査では特に病気はなく、機能性ディスペプシアと診断し、投薬治療を行いました。

食後すぐの胃の張り・満腹感は、胃の動き(弛緩・排出)といった機能の調整不良で起こることが多く、胃の動きを改善する薬(アコチアミド漢方)を投薬して経過を見ることとしました。

 

【経過】

2週間後の再診の際に状態を伺うと、投与開始して5日程経つと症状が少しづつ緩和し、再院時には食後の張りがまだ若干気にはなるが、来院前からすると良くなってきた状態とのことでした。

 

もともとは職場環境の変化というストレスを機に発症した機能性ディスペプシアと考えられますが、ご本人も徐々に職場に慣れていけそうとのことで、しばらくは投薬を継続し、8週目の再診時には症状はほとんど改善したとのことでアコチアミドは中止としました。

 

以前から食が細いのも気になっているとのことで、体質的な部分を改善する意味で漢方は継続し、また普段からのコンディションを整えるためi-katsuを飲んで頂くこととし、現在では以前に比べると食事量も増えてきたとのことであり、このまま漢方とサプリを継続していく方針としています。

 

⑦ 20代 女性 胃が張る

【症状】

うつ病にて治療中の方。以前から胃の違和感があり、特に食後に張りを強く感じるとのことで当院を受診されました。

 

【診察】

触診では特に異常はいものの、心窩部(みぞおち)のあたりに違和感や張りがある状態でした。

機能性ディスペプシア(特に疾患があるわけではないのに胃の機能の調整機能が崩れて起こる症状)や、うつ病のため向精神病薬を数種類服用中であり、薬の副作用などを考えました。

 

【検査】

実際に症状を起こすような病気がないかをチェックするため腹部レントゲン・腹部エコー胃内視鏡(胃カメラ)などの検査を行いました。

 

腹部レントゲンでは異常ガスなどはなく、腹部エコーでも肝胆膵などの上腹部の臓器に異常は認めませんでした。

 

胃の中の病変のチェックのため胃カメラも行いましたが、ピロリ菌もなく、症状の原因となる病変はない状態でした。

 

【治療】

以上より、症状は病気ではなく、機能性ディスペプシアや向精神病薬の副作用によるものと考えました。

薬の副作用を考える場合、通常は内服の中止を検討することがほとんどですが、うつ病に対して使用している向精神病薬については、心療内科の主治医から「将来的に減薬は考えているが現時点では服薬継続が望ましい」とのことで、中止は難しい状態でした。

 

胃の違和感や食後の胃の張りは、胃酸の分泌過多や胃の動き(弛緩・排出)といった機能の調整不良で起こることが多く、通常は制酸剤や胃の機能改善薬などを用いて治療を行いますが、ご本人が「心療内科の方で薬をたくさん飲んでいるのでなるべく薬は増やしたくない」と希望され、相談の上、サプリ(i-katsu)を試してみることとしました。

 

<治療内容>

サプリ

i-katsuの成分である乳酸菌LJ88は過剰な胃酸分泌を抑制する作用があり、制酸効果が期待されます。

また、i-katsuに含まれる生薬のダイダイ・萊菔子(ライフクシ)には蠕動を促進し胃の動きを改善させる効果があります。

 

【経過】

サプリを飲んで数日すると、「胃がすっきりしたような感じ」が出てきたとのことで、張りも少しづつ改善してきているような印象とのことでした。

ただ、食事を通常量食べると胃が張ってしまうとのことで、可能であれば1回量を減らし、5-6食に分けてみてはと提案しました。

 

サプリとともに2週間ほど続けてもらうと、食後の張りが和らいできたとのことで、そのまま1か月ほど続けてもらうと、かなり改善したとのことでした。

食事は3食に戻しましたが、落ち着いた状態が続いており、心療内科の薬は服用を続けつつ、サプリを併用し様子を見ています。

i-katsuのご購入はこちらから

⑧ 30代 女性 胃痛があるが胃薬を飲むと便秘してしまう

【症状】

以前からストレス時に胃痛を感じることが多く、転職を気に常に胃痛を感じるようになり、前医にて機能性ディスペプシアと診断を受け胃薬を処方されましたが、飲むとひどい便秘になってしまい薬が飲めないとのことで当院を受診されました。

 

【診察】【検査】

前医にてすでに胃カメラや腹部エコーなどの検査は受けておられ、持参された検査画像を確認しましたが異常はなく、症状と合わせて当院でも機能性ディスペプシアの診断としました

 

【治療】

機能性ディスペプシアの胃痛の原因としてはストレスなどによる胃酸の分泌過多が挙げられます。

ですので治療としては制酸剤を使用することが多いのですが、制酸剤の副作用として便秘や下痢などの便通異常をきたす方がおられます。

 

今回も前医で数種類の制酸剤を使用しましたが、いずれも便秘になってしまったとのことで、制酸剤の代わりにi-katsuを使用することとしました。

 

※i-katsuに含まれる乳酸菌LJ88には、胃酸の分泌を促す「ガストリン」というホルモンを作る細胞に働きかけることで、過剰な胃酸の分泌を抑制する制酸作用があります。

参考文献:乳酸菌LJ88による胃酸の適正化試験 食品と開発51巻/9号 P71-73, 2016

 

【経過】

i-katsuを飲み始めて2-3日すると胃の痛みが明らかに減り、2週間ほど経過するとほとんど感じなくなる状態となりました、

便通についても便秘になることはなく、むしろ調子がよくなったとのことで、i-katsuを継続し胃も腸もよい状態をキープすることができています。

 

今回のように胃薬で便通異常を来したり、血球異常や肝障害などの副作用が出る方が稀におられ、薬を中止せざるを得ず、治療に難渋することもあります。

 

i-katsuはサプリであり薬でみられるような副作用が起こらないという特徴があり、胃薬が飲めない方にも安全に使用することができ、また、乳酸菌には整腸作用があり、便通が悪くなるどころか調子がよくなる方が多く、副作用で薬が使えない方、薬を飲むのに抵抗がある方などにもお役立ちできると思います。

 

※i-katsuを使った他の治療例は “i-katsuの治療例” からご覧いただけます。

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4.続けて飲んで頂くために

胃のコンディションを整えるためにはサプリを継続的に飲むことが重要です。

そのため、安全性飲みやすさ価格にもこだわり製造しています。

 

・安全性・

i-katsuは安心して飲んで頂けるように、化学成分を使用せず、人の胃由来の乳酸菌・漢方の生薬を成分としているサプリですので、通常は副作用が出ることはありません

また、i-katsuは製造面でも安全性にこだわりをもっております。

合成着色料や保存料は使用せず、食品として安全を確認されたものを使用し、国内大手製薬会社ゼリアグループと共同で開発し、製造も日本の国内工場で医薬品と変わらないクオリティで制作しております。

 

・1日1回・

毎日飲むものなので、少しでも飲みやすように1日1回、大きさも飲みやすいサイズにしております。

 

・価格・

i-katsuは高品質で安全性がありながら、1日約120円

無理なく続けられるように価格面でも配慮いたしました。

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◆製品詳細◆

【内容量】 30粒入り 約1か月分

【価格】 税込み 3600円 ※自費診療となります。

【1日の目安】 1回1粒、1日1回お飲み頂きます

【購入方法】 当院にて直接ご購入頂くか、専用のwebサイトからもご購入いただけます。※webの場合は送料が200円かかります

※i-katsuは食品ですので、所謂副作用と呼ばれるものはありません。ただし、体調や体質によっては稀に身体に合わないこともあります。パッケージや本サイトの「原材料」にて、原材料名をご案内しておりますので、食品アレルギーのある方やご心配な方は必ずご確認ください。

また妊娠・授乳中の方、15歳以下のお子様に対しては当院での投与実績がなく、服用は避けて頂くようにお願いいたします。

※i-katsuに関してのお問い合わせはこちらからお願いいたします。

i-katsuのご購入はこちらから

 

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当院オリジナルサプリi-katsu

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機能性ディスペプシア

なぜ機能性ディスペプシアは治らないのか?

胃内視鏡(胃カメラ)

 

巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

 

 

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