【専門医が教えます!大腸カメラは何歳から受けるべき?】
「大腸カメラはいつから受ければいいの?」
そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
大腸がんは日本人のがん死亡原因の上位に位置し、40歳を過ぎると発症リスクが一気に高まります。
早期発見のカギとなるのが「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」です。
この記事では、専門医が“何歳から大腸カメラを受けるべきか”を科学的根拠に基づいてわかりやすく解説します。
▶当院ではWEB予約・電話予約を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
国立がんセンターの統計より
目次
1. 大腸カメラが必要な理由
大腸カメラは、大腸の中を直接観察できる唯一の検査です。
ポリープの段階で発見・切除することで、大腸がんの発症を未然に防げるのが最大のメリットです【1】。
2. 大腸がんの発症年齢とリスク
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日本における大腸がんの罹患率は 40歳代後半から増加 し、50歳以上で急増します【2】。
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家族歴(親・兄弟姉妹に大腸がんやポリープの既往)がある場合、さらにリスクは高くなります【3】。
3. 何歳から大腸カメラを受けるべきか
大腸がんのほとんどは大腸ポリープから発生します。
「ポリープが発生して、数年かけて大きくなり、やがてがん化する」という発生経路で、数年単位での時間を要するため、ポリープの段階で発見して切除することが大腸がんの予防に直結します。
ポリープ自体は30代からでき始めることが多いため、当院では症状がなくてもまず35歳のタイミングで大腸カメラを受けポリープや大腸がんの有無を確認し、次回の検査時期まで個別提案します。
また家族歴がある方は35歳よりもさらに手前の30歳からの検査を検討すべきです。
実際の検査例【30代男性|父親が大腸ガンになり自分も大腸ガンが心配】
【症状】
特に自覚症状はありませんでしたが、父親が大腸がんで手術を受け、自分も大腸がんが心配になり大腸カメラを受けたいとのことで来院。
【大腸カメラ】
S状結腸に25㎜大のポリープを認めました(青矢印部分)。
病変部の拡大NBIモードでの観察です。青丸部分が陥凹して構造が不明瞭化し、異常な血管像もあり、早期大腸がんと診断しました。
比較的大きなポリープでしたがその場で内視鏡で切除しました。切除直後は少量の出血がありましたが、内視鏡で止血して、その後は出血や合併症もありませんでした。
【経過】
切除したポリープを顕微鏡検査(病理診断)で確認するとガンの状態でしたが、幸いにも転移の心配のない早期ガンでしたので、内視鏡治療で治癒切除となりました。
👉 大腸がんは40代以降に多い病気ですが、このように20~30代でも発見されることがあります。
特に 家族歴がある方や生活習慣リスクを抱える方は、若いうちから大腸カメラを受けておくことが大切 です。
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
4. 症状がある場合は年齢に関わらず受診を
以下の症状がある方は年齢を問わず、すぐに大腸カメラを受けることをおすすめします:
✅便通異常(便秘、下痢、またはその繰り返し)
✅便が細くなった
✅血便・下血、粘液便
✅お腹が張る
✅慢性の腹痛 など
▶予約の目安:症状が2週間以上続く/繰り返す、または血便の場合は早めの検査を。
5. 当院での大腸カメラの特徴
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鎮静剤と独自の低痛挿入法による“無痛内視鏡”
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豊富な症例経験を持つ日本消化器内視鏡学会専門医の院長が担当
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オリンパス製最新の高解像度スコープ・4Kモニターで小さな病変も発見
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土日対応、事前診察は原則不要
- 胃カメラと大腸カメラの同時検査も可能
📅 WEB予約はこちら / 📞03-5940-3833
▶関連ページ:大腸カメラ|実際の検査の流れや鎮静剤とオリジナル低痛挿入による無痛大腸カメラの詳細がご確認いただけます
6. まとめ
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大腸がんは40歳以降に急増する
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40歳を目安に一度は大腸カメラを
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家族歴がある場合は35歳頃からの検査を検討
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症状がある場合は年齢を問わず早めの受診を
7. よくある質問(FAQ)
Q1:大腸カメラはどのくらいの間隔で受ければいいですか?
A:異常がなければ2-3年ごと、ポリープが見つかった場合は1~3年ごとの再検査が推奨されます。
当院ではリスク因子・年齢やポリープの状態によってお一人お一人に合わせた適切な検査間隔をお伝えしております。
Q2:痛みが心配です。
A:当院では痛みの出にくい独自の低痛挿入法と鎮静剤を組み合わせた無痛検査に対応しており、楽に検査を受けて頂いております。
Q3:胃カメラと同時に受けられますか?
A:可能です。1日で両方終えたい方におすすめです。
Q4:便潜血検査と違いますか?
A:便潜血検査はスクリーニング(ふるい分け)には有用ですが、陽性でも3%は大腸がんが見つかる一方で、陰性でも病変が隠れている可能性があります【4】。 確定診断と予防のためには、大腸カメラが必須です
参考文献
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Zauber AG, et al. N Engl J Med. 2012;366(8):687–696.
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国立がん研究センター がん統計2023.
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Rex DK, et al. Gastroenterology. 2017;153(1):307–323.
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厚生労働省 がん検診の有効性評価に関する研究班.
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医師紹介
神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長
📍経歴
国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、
消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。
胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、
内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。
2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。
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文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介
(消化器学会・内視鏡学会専門医)
