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実際の治療例【便潜血検査は陰性…それでもが見つかった“大腸がん”|専門医解説】

[2025.10.07]

「毎年大腸がん検診(便潜血検査)を受けているから安心」——

そう思っていませんか?

実は、便潜血検査は有効なスクリーニング検査ですが、出血を伴わない大腸がんやポリープは“陰性”と判定されてしまうことがあります

今回ご紹介するのは、検診では異常なし(陰性)とされていたものの、大腸カメラを希望して来院され、早期大腸がんが見つかった患者さんの実例です。

早期発見ができれば、内視鏡での切除だけで治療が完結することもあります。

「検診で陰性だから大丈夫」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

👉 当院では、鎮静剤を用いた「眠っている間に終わる大腸カメラ」に対応しています。

👉 WEB予約・電話予約が可能ですので、お気軽にご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

症例|50代男性「下腹部の張りが続く」

【症状】

50代男性。毎年大腸がん検診(便潜血検査)を受けており、これまで異常はありませんでした。

ただ、ここ数か月「下腹部の張り感」が続き、念のため大腸カメラを受けたいと来院されました。

 

【診察】

問診では体重減少や血便は認められませんでしたが、持続する下腹部の違和感があるため、大腸内視鏡検査を行うことにしました。

👉 便潜血検査は大腸がん検診に有用ですが、出血がない場合は陰性になることも知られています[参考文献1][2]。

 

【検査・診断】

鎮静剤を使用して大腸カメラを施行。

S状結腸に腸管の内腔を圧迫するような腫瘍性病変を認め、生検にて 大腸がん と診断されました。

実際の内視鏡画像

腫瘍(水色部分)がS状結腸の内腔を圧迫していました。生検でがん細胞を認めS状結腸がんと診断しました

 
【治療】

内視鏡所見からは進行がんと診断。高次医療機関にて深達度を評価し、手術となりました。

👉 大腸カメラによるポリープ・早期がんの切除が、大腸がん死亡率の低下につながることが報告されています[4]。

 

【経過】

術後の経過は良好で、再発予防のため抗がん剤治療を行ったのち、現在は再発転移なく定期的な内視鏡検査で経過観察しております。

患者さんも「検診で陰性だから安心と思っていたが、カメラを受けて本当に良かった」と話されています。

 

院長からのコメント

便潜血検査は大腸がん検診の第一歩として有用ですが「万能」ではありません[1]。

今回のように陰性でも大腸がんが隠れていることがあります。

特に以下の条件がある方は一度大腸カメラを受けてみることをおすすめします:

  • 下腹部の張りや便通異常

  • 家族歴に大腸がんがある

  • 40歳以上[2]

当院の大腸カメラの特徴

  • 鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査

  • 高解像度スコープで小さな病変も発見

  • 土日対応、事前診察は原則不要

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

まとめ

  • 便潜血検査が陰性でも大腸がんが隠れていることがある

  • 大腸カメラは早期大腸がんを発見できる最も確実な検査

  • 40歳を過ぎたら一度は受けておくと安心

当院ではWEB予約・電話予約を受け付けております。是非ご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

よくある質問FAQ

Q1:便潜血検査が陰性なら大腸がんは心配ないですか?

A:出血を伴わない病変は検出されません。症状や年齢によっては大腸カメラが必要です。

Q2:大腸カメラは痛くないですか?

A:鎮静剤を使用すれば、多くの方が「寝ている間に終わった」と感じられます。

Q3:どれくらい時間がかかりますか?

A:検査自体は20分程度です。※検査前の前処置に3時間前後かかります

Q4:ポリープが見つかった場合、その場で切除できますか?

A:2㎝未満のものは検査中に切除可能です。

Q5:家族に大腸がんがある場合、検査のタイミングは?

A:当院では35歳を初回の検査の目途としております。また発症した家族の年齢によってはさらに早めの検査が推奨されます。

 

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

アクセス

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所在地

170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11  十一屋ビル4階

交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

JR巣鴨駅 南口より徒歩3分。詳しい道順はこちら

▶📞お電話での予約・お問い合わせ:03-5940-3833

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📚参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん」

  2. 厚生労働省『がん検診の手引き(大腸がん検診)』

  3. Winawer SJ, et al. Colorectal cancer screening and prevention. N Engl J Med. 1997;336(26):1806-1815.

  4. Zauber AG, et al. Colonoscopic polypectomy and long-term prevention of colorectal-cancer deaths. N Engl J Med. 2012;366:687–696.

文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

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