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実際の治療例【原因不明の右下腹部痛に悩まされている】

[2025.10.15]

「検査しても異常がないと言われたのに、右下腹部の痛みが続いている…」

そんな不安を抱えて来院される患者さんは少なくありません。

今回は、他院での検査では原因がわからなかった右下腹部痛に対し、当院で大腸内視鏡を再検査したところ 回腸末端の炎症を確認し、クローン病と診断できた実例 をご紹介します。

当院ではWEB予約・電話予約を受け付けております。同様の症状でお困りの方は是非ご相談ください。

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症例紹介|30代男性「原因不明の右下腹部痛」

【症状】

数か月前から右下腹部に痛みを繰り返していました。発熱や下痢はないものの、慢性的に鈍痛が続くため他院を受診。

 

【診察】

腹部エコー・CT検査・血液検査・大腸内視鏡(大腸カメラ)も受けましたが、特に異常は見つからず「様子を見ましょう」と言われていました。

しかし症状が改善しないため、やはり病気が隠れているのではないかと、当院を受診されました。

 

【検査・診断】

前医での大腸内視鏡の確認したところ、大腸内は問題ないものの右下腹部に位置する回腸末端部(小腸の出口)の観察はされておらず、ご本人と相談し大腸内視鏡を再検しました。

 

【大腸内視鏡】

当院で大腸内視鏡検査を行ったところ、 回腸末端に炎症 を確認。

さらに生検(組織検査)を行い、 クローン病 と診断しました。

■実際の内視鏡画像■

大腸自体は問題ない状態でした。

大腸のさらに奥に位置する小腸の出口付近にびらん・発赤といった炎症を認め、生検でクローン病と診断。痛みの原因と考えました。

 

【クローン病とは?】

クローン病は、小腸や大腸など消化管全体に炎症や潰瘍を繰り返す慢性炎症性腸疾患(IBD)の一つです【1】。

特に 回腸末端(小腸と大腸の境目)に炎症が出やすい とされ、右下腹部痛として症状が現れることがあります【2】。

 

【治療】

小腸の全体の炎症の状態の評価が必要なため高次医療機関の消化器センターに紹介し、同院で内服と分子標的薬にて治療開始となりました。

寛解導入後は当院での治療継続を希望され、現在も投薬継続で安定した状態となっております。

 

院長からのコメント

右下腹部痛は「虫垂炎」「大腸憩室炎」「婦人科疾患」などでも起こりますが、 小腸疾患(特にクローン病)は通常の大腸カメラでは見逃されやすい ことがあります。

回腸末端までしっかり観察できる専門施設で大腸カメラを行うことが、早期発見・早期治療につながります。

当院の大腸カメラの特徴
  • 鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査

  • 高解像度スコープで小さな病変も発見

  • 土日対応、事前診察は原則不要

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

 

まとめ

  • 他院で「異常なし」と言われた右下腹部痛 → 当院で大腸カメラ再検査

  • 回腸末端の炎症を発見し、生検で クローン病の診断

  • 専門施設での精密な内視鏡検査が重要

👉 右下腹部痛や原因不明の腹痛が続いてお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

 

よくある質問(FAQ)

Q1:クローン病は完治しますか?

A:現時点では根治は難しい病気ですが、薬物治療で症状を抑え、寛解状態を保ちながら経過を見ます【1】。

Q2:大腸カメラで小腸も見えるのですか?

A:大腸内視鏡では大腸の最奥「回腸末端」まで観察可能です。小腸全体を見るにはカプセル内視鏡や小腸内視鏡が必要です【2】。

Q3:右下腹部痛がある=クローン病ですか?

A:いいえ。虫垂炎・大腸憩室炎・婦人科疾患など多くの病気の可能性があります。内視鏡検査や腹部エコー・CTなどで鑑別が必要です。

Q4:クローン病は遺伝しますか?

A:完全な遺伝病ではありませんが、家族歴があると発症リスクが高いとされています【3】。

Q5:どんな人がクローン病になりやすいですか?

A:20〜30代の若い世代に多く、喫煙や生活習慣も影響すると言われています【1】。

 

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

アクセス

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所在地

170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11  十一屋ビル4階

交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

JR巣鴨駅 南口より徒歩3分。詳しい道順はこちら

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関連ページ(内部リンク)


参考文献

  1. 日本消化器病学会. 潰瘍性大腸炎・クローン病診療ガイドライン 2020.

  2. Matsuoka K, et al. Evidence-based clinical practice guidelines for Crohn’s disease, J Gastroenterol. 2018.

  3. Baumgart DC, Sandborn WJ. Crohn’s disease. Lancet. 2012;380(9853):1590-605.

     

    文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

     (消化器学会・内視鏡学会専門医)

    お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

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