実際の治療例【胸の痛みの原因は心臓ではなく、まさかの“逆流性食道炎”|治療とi-katsuでの予防】
胸の痛み=「心臓の病気かも…」
と不安になる方はとても多いです。
しかし、実は消化器(特に食道)が原因で胸痛を起こすことも珍しくありません。
今回ご紹介する50代男性は、2週間続く胸の痛みで循環器を受診したものの異常なく、
「食道が原因の胸痛もある」という記事をWEBで見て、当院を受診され検査結果「逆流性食道炎」の診断となった方です
胸焼けだけでなく、“胸痛・背部痛・咳・痰”など多彩な症状を起こす、非常に身近な病気です。
同じように胸の痛みで不安な方に、ぜひ参考にしていただければと思います。
巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。同様の症状でお困りの方は是非ご相談ください。
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
実際の治療例|50代男性「胸の痛みが続く」
【症状】
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2週間前から胸の痛みが続く
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心臓が心配で循環器内科を受診 → 「異常なし」
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他に胸焼けや胃痛はなし
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WEB記事で「食道由来の胸痛」を知り、当院を受診
【診察】
胸の痛みというと心臓を真っ先に疑うため、循環器の異常がないと「じゃあ何が原因?」と悩む方は少なくありませんが、
実は胸痛を起こす疾患はは多岐にわたります。
胸痛の主な原因疾患
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心疾患(狭心症・心筋梗塞)
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逆流性食道炎・食道炎
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食道アカラシア
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食道けいれん
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肺炎・胸膜炎
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帯状疱疹
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横隔膜ヘルニア
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胃炎・胃潰瘍
症状だけでの診断は非常に難しく、正しく状態を把握し、治療方針を立てるため胃カメラ(内視鏡検査)を行いました。
【検査】
胃カメラを施行したところ、逆流性食道炎)を認め、胸痛の原因と考えました
<実際の内視鏡検査画像>
胃と食道のつなぎ目に胃酸の逆流による炎症を認め、GradeAの逆流性食道炎と診断しました
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流し、粘膜が炎症を起こす病気です。
逆流性食道炎で出る多彩な症状
胸焼けだけでなく、以下のような症状を起こすことがあります【参考文献1】:
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胸痛
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背部痛
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咳や痰
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のどの違和感(咽喉頭症状)
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食後のムカムカ
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胃もたれ
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声がれ
特に胸痛は「心臓が原因?」と誤解されやすく、循環器→消化器の順で受診される方も多く見られます。
なぜ胸痛が起こる?
食道は胸の中央を通る細長い臓器ですので、胃酸の刺激で炎症が起こると、胸痛として感じやすくなります。
■関連ページ
▶逆流性食道炎について専門医の院長によるより詳しい説明はこちら
【治療】
① PPI(胃酸を抑える薬)
胃酸分泌を抑えることで、炎症を治し、胸痛を改善します。
②当院オリジナルサプリ“i-katsu”
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胃腸の動きを整える
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逆流を起こしにくい体質づくりをサポート
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再燃予防にも有効
PPIとi-katsuで治療を開始し、1週間ほどで胸痛は消失しました。
患者さんは飲酒好きで逆流性食道炎を起こしやすい生活背景があったため、再発予防目的でi-katsuの服用を継続していただき、
その後も症状の再燃なく落ち着いておられます
逆流性食道炎に対してのi-katsuの効果と役割
i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。
| 成分の作用 | 効果 |
|---|---|
| 胃酸分泌の調整 | 過剰な酸の分泌を抑え、炎症を改善 |
| 胃の運動をサポート | 逆流を抑え胸やけや胸痛の軽減 |
| 胃内細菌叢を整える | 逆流を起こしやすい体質改善と予防 |
i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用・胃の動きを改善する作用を持っており、
当院では逆流性食道炎の方の治療に用いており高い効果をあげています。
胃内細菌叢と逆流性食道炎の関連
同じような環境や生活習慣でも、逆流性食道炎を発症する人としない人がいます。
その違いの一因として注目されているのが「胃内細菌叢」です。
胃の動きの低下を起こす方の細菌叢には病原性を持つエスケリキア属が多数検出という異常が確認されています。
i-katsuはこの胃内細菌叢を整える乳酸菌を配合しており、
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胃の動きを改善し逆流を防ぐ
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症状を繰り返さない胃内細菌叢=体質づくり
の両方を同時にサポートします。
■関連ページ
院長からのコメント
胸の痛み=心臓というイメージが強いですが、実際には食道疾患による胸痛は非常に多いです。
特に
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胸痛が長引く
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胸焼けがないのに胸がチクチクする
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何度も咳が出る・痰が絡む
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背中が痛い
こうした症状は 逆流性食道炎の典型例 でもあります。
「心臓は異常なし」と言われた胸痛こそ、胃カメラで原因が判明することが多いため、一度専門医に相談してください。
当院の胃カメラの特徴
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ご自身に合わせた鎮静剤やスコープ調整で苦しくない内視鏡検査
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高解像度スコープで小さな病変も発見
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土日対応、事前診察は原則不要
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
よくある質問(FAQ)
Q1. 胸痛だけでも逆流性食道炎の可能性はありますか?
A. あります。胸焼けがなく胸痛のみの方もおられます【1】。
Q2. 心臓の検査が正常なら消化器を受診したほうがよいですか?
A. 胸痛の原因の一つとして食道疾患は重要なので、一度消化器内科の受診を推奨します。
Q3. 胃カメラは痛いですか?
A. 鎮静を使用すればほとんどの方が眠ったまま終わります。
Q4. 薬を飲めばどれくらいで良くなりますか?
A. 多くの方が1〜2週間ほどで改善してきます。
Q5. 再発は多い?
A. 再発しやすい病気です。飲酒や暴飲暴食、食後すぐ横になる習慣で起きやすくなります【2】。当院ではi-katsuを用いて再発予防にも取り組んでいます。
Q6. i-katsuはどんな人に向いている?
A. 胃腸の動きが弱い、逆流を繰り返す、胸のつかえがある方に相性が良いです。
Q7. 胸痛で救急に行くべき場合は?
A. 冷汗・圧迫感・左腕の痛みを伴う場合は心疾患の可能性があるためすぐ受診を。
Q8. 胃カメラで異常がなくても逆流性食道炎はある?
A. 非びらん性逆流症(NERD)の可能性があります。
Q9. 咳が続くのも逆流性食道炎の症状?
A. はい。胃酸刺激で咳が出る“胃酸逆流性咳嗽”があります【3】。
Q10. 予防のためにできる生活習慣は?
A. 食後すぐ横にならない、適量飲酒、寝る前3時間は食べないなどが有効です。
まとめ
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胸痛の原因は心臓だけでなく逆流性食道炎でも起こる
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胸焼けなしの胸痛・背部痛・咳・痰は食道が原因の可能性
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胃カメラで診断され、治療で改善が期待できる
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飲酒や生活習慣で再発しやすいため、予防も重要
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再燃防止にはi-katsuの継続が有効
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▶胃カメラ|実際の検査の流れや鎮静剤・スコープ選択による無痛胃カメラの詳細がご確認いただけます
医師紹介
神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長
📍経歴
国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、
消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。
胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、
内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。
2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。
「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」
そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。
アクセス
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参考文献
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Vakil N, et al. "The Montreal definition and classification of GERD." Am J Gastroenterol.
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Katz PO, et al. "Guidelines for the diagnosis and management of GERD." Am J Gastroenterol.
-
Irwin RS. Chronic Cough and Gastroesophageal Reflux. Chest.
文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介
(消化器学会・内視鏡学会専門医)
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
