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実際の治療例 “3年ほど前から検診で便潜血陽性が続いている”

[2024.05.30]

当院を受診された患者さんの実際の治療経過です。

 

50代 男性 3年ほど前から検診で便潜血陽性が続いている

 

【症状】

3年ほど前から会社で受けている検診で便潜血陽性を指摘されていましたが、自覚症状がないため医療機関は受診していない状態でした。

今回会社の産業医から必ず医療機関を受診するようにと指示があったため当院を受診されました。

 

【診察】

ご本人に便潜血検査は「大腸がん検診の位置づけであり、陽性の方に大腸内視鏡を行うと3%程度にガンが見つかっている」ことをご説明し大腸内視鏡を行うこととしました。

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【検査】

内視鏡を行うと直腸に20㎜大のポリープを認め、便潜血陽性の原因と考えました。

内視鏡上は一部ガン化している早期がんの可能性がありましたが、内視鏡治療で根治出来る状態と考え内視鏡切除を行いました。

直腸の20㎜大のポリープ(青丸部分)

内視鏡治療でポリープを切除しました。 黄色部分が切除部です。

大腸内視鏡(大腸カメラ)の詳細はこちらからご確認頂けます

 

【治療】

内視鏡治療後も合併症なく経過し、切除したポリープの病理検査結果はやはり早期ガンでしたが、幸いにも転移の心配のない状態であり、根治が出来ました。

 

前述のように便潜血検査陽性の方に大腸内視鏡を行ってみると3%程度の方に大腸がんが見つかるとのデータがあり、実際に今回のようにガンが見つかるケースもあります。

た、便潜血陽性反応後に大腸内視鏡を施行しなかった方は施行した方に比べ、直腸ガン・大腸ガンによる死亡率が2倍以上になったとの報告(※1)もあり、便潜血陽性の方は自覚症状がなくても、大腸内視鏡を受けることが大切です。

※1 参考文献;Zorzi M et al Gut 2022;71(3):561-567      

 

   

文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

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