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ダイエットしてないのに体重が減る…その背景に潜む原因と受診のタイミングを消化器専門医が解説

[2026.07.24]
💡この記事はこのような方におすすめです

✅ ダイエットしていないのに体重が減っている方

✅ 数週間〜数か月で体重が明らかに落ちた方

✅ 食欲不振、胃もたれ、腹痛、背中の痛みがある方

✅ 下痢、血便、便通の変化を伴う方

✅ 家族から「痩せた」と言われて不安な方

✅ がん家系で、体重減少が心配な方

✅ 巣鴨周辺で胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコーを相談したい方

「知らないうちに体重が減っている…」

そのような相談が巣鴨駅前胃腸内科クリニックでも増えています。

体重は健康状態を映し出す重要なバロメーターであり、

“食事量は変わらないのに体重が落ちる”場合は、身体の内部で何らかの変化が起きている可能性があります。

この記事では、体重減少の仕組み・考えられる疾患・受診のタイミングについて解説します。

体重減少でお困りの方がいらっしゃれば、今回の内容が受診のきっかけになれば幸いです。

本記事でわかること

  • ダイエットしていないのに体重が減る主な原因
  • 体重減少で注意したい胃腸の病気
  • 膵がん・大腸がんが見つかった実際の症例
  • 体重減少があるときに行う検査
  • 早めに消化器内科を受診した方がよいサイン

巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。

お困りの方は是非ご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

 

 

体重減少のメカニズム

医学的には、特に減量などをしていないにもかかわらず「半年で体重の5%以上の減少」が注意すべき体重減少とされています【1】。

もちろん、短期間(1〜2か月)での減少でも、原因精査が必要です。

体重が落ちる理由は大きく4つに分類できます。

1. 食事量が減っている

胃痛、胃もたれ、吐き気、胸やけ、お腹の張りなどが続くと、本人が気づかないうちに食べる量が減っていることがあります。

この場合、胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、胃がんなどを考えます【2】【5】。

2. 食べても吸収できていない

腸や膵臓の働きに問題があると、食べているつもりでも栄養をうまく吸収できず、体重が減ることがあります。

長引く下痢、脂っぽい便、腹痛、貧血などを伴う場合は、炎症性腸疾患、慢性膵炎、膵機能低下、大腸がんなども考えます。

3. 体のエネルギー消費が増えている

甲状腺機能亢進症、糖尿病、がん、慢性感染症などでは、体のエネルギー消費が増え、食べていても体重が落ちることがあります【1】。

4. 炎症やがんで筋肉量が落ちている

がんや慢性炎症では、炎症性物質の影響で筋肉量が落ち、体重減少につながることがあります。

特に、食欲低下、発熱、寝汗、強いだるさ、貧血、腹痛、血便、背部痛などを伴う場合は、早めの精査が重要です。

 

体重減少が続くときに行う検査

巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、以下を組み合わせて原因を調べます。

  • 血液検査(炎症、甲状腺、血糖、貧血、腫瘍マーカーなど)

  • 腹部エコー(肝臓・胆のう・すい臓のチェック)

  • 胃カメラ

  • 大腸カメラ

複数の臓器を一度に評価できるため、消化器内科での精査が最も効率的と言われています。

受診の目安

次のような場合は早めの受診をおすすめします。

  • 半年以内で 3〜5%以上 の体重減少

  • 食欲がない
  • 食欲はあるのに痩せていく

  • 食後の痛み・胃もたれ・胸焼けが続く

  • お腹が張る

  • 便秘・下痢・血便などの便通異常を伴う
  • 発熱・だるさがある
  • 黄疸がある

体重減少の治療例

50代男性「3か月で5㎏体重が落ちた」

【症状】

家族から最近痩せたと言われ、体重を測ってみたところ3か月前と比べて5㎏程体重が減っていたとのことで来院。

【診察・検査】

特に食事制限やダイエットはしていないにも関わらず64㎏から59㎏程まで体重が減少しており、さらに食欲も低下気味とのことであり、

まずはすぐに、腹部エコー検査を行いました。

腹部エコーで膵臓に40㎜大の腫瘍と膵管の拡張を認め膵臓癌を強く疑いました。

■実際のエコーの画像■

黄色矢印部分に囲まれた黒い円形部が膵臓の腫瘍です。赤矢印に挟まれた黒い棒状の部分が腫瘍により圧迫され拡張した膵管です。

【治療】

確定診断のため造影CTなどの検査が必要なため高次医療機関に紹介とし、同院にてstageⅢの膵ガンの診断となり、抗がん剤治療を行い腫瘍を縮小させた後に手術を行う方針となりました。

30代男性「体重が減っていて心配」

【症状】

「最近、食事量も変わらないのに体重が減ってきて病気じゃないかと不安」とのことで当院を受診。

家族にがんを患った方が多く、いわゆる「がん家系」であり、がんを心配されていました。

【診察・検査】

血液検査・腹部エコー・内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を実施。

血液検査・腹部エコー・胃カメラでは原因となる病変は認めませんでしたが、

大腸カメラにて、深部大腸に腫瘍を認め、生検にてがんと診断。

■実際の大腸カメラの画像■

大腸の最深部に出血を伴う腫瘍を認め(黄色部分)、生検にて大腸がんと診断しました

【治療】

すでに進行がんの状態であり、内視鏡治療は難しく、外科的な手術治療が可能な高次医療機関へ速やかに紹介。

同院で手術を受け、術後診断はステージ3であり、術後に化学療法を受け、現在も再発なく過ごされています。

院長からのメッセージ

体重減少は、患者さんご自身では「少し痩せただけ」と感じていても、診察する側から見ると非常に重要なサインであることがあります。

特に、食事量を減らしていないのに痩せる場合、食欲低下を伴う場合、腹痛・背部痛・血便・下痢・貧血などを伴う場合は、消化器の病気が隠れていないかを確認する必要があります。

今回の症例のように、体重減少をきっかけに膵がんや大腸がんが見つかることもあります。

もちろん、体重減少のすべてががんというわけではありません。しかし、原因を調べることで安心できる場合もありますし、治療が必要な病気を早く見つけられる場合もあります。

「何科に相談したらよいかわからない」という方も、まずは当院にご相談ください。

当日中に血液検査・腹部エコー(午前のみ)まで対応可能です。

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

よくある質問

Q1. ダイエットしていないのに体重が減るのは病気ですか?

A. 必ず病気とは限りませんが、食事量を減らしていないのに体重が落ちる場合は、胃腸の病気、甲状腺や糖尿病などの代謝の病気、慢性炎症、がんなどが隠れていることがあります。数週間〜数か月で明らかな体重減少がある場合は、一度検査をおすすめします。

 

Q2. 何kg痩せたら受診した方がいいですか?

A. 一つの目安は、6〜12か月で体重の5%以上の減少です。60kgの方なら3kg以上、70kgの方なら3.5kg以上です。ただし、短期間で急に減っている場合や、食欲不振・腹痛・下痢・血便・貧血などを伴う場合は、5%未満でも早めに受診してください。

 

Q3. 体重減少は何科に相談すればいいですか?

A. 胃もたれ、食欲不振、腹痛、下痢、血便、便通の変化などを伴う場合は、消化器内科が適しています。胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、血液検査を組み合わせて、胃・大腸・膵臓・肝胆道系などを確認できます。

 

Q4. 体重減少だけでがんが見つかることはありますか?

A. あります。胃がん、大腸がん、膵がんなどでは、初期にははっきりした症状が少なく、体重減少や食欲低下をきっかけに見つかることがあります。特に、腹痛、背中の痛み、血便、便通の変化、黄疸、貧血を伴う場合は注意が必要です。

 

Q5. 体重減少があるときは胃カメラが必要ですか?

A. 胃痛、胃もたれ、吐き気、食欲不振、胸やけ、黒い便などを伴う場合は、胃カメラで食道・胃・十二指腸を確認することが大切です。胃がん、胃潰瘍、逆流性食道炎、胃炎などの有無を直接確認できます。

 

Q6. 体重減少があるときは大腸カメラも必要ですか?

A. 下痢、血便、便が細い、便通の変化、便潜血陽性、貧血などがある場合は、大腸カメラを検討します。大腸がんや炎症性腸疾患などは、血液検査や腹部エコーだけでは判断できないことがあります。

 

Q7. 膵臓の病気でも体重は減りますか?

A. はい。膵がんや慢性膵炎などでは、体重減少、食欲低下、腹痛、背中の痛み、黄疸、脂っぽい便などがみられることがあります。膵臓は症状が出にくいこともあるため、腹部エコーやCTなどの画像検査が重要です。

 

Q8. ストレスで体重が減ることもありますか?

A. あります。ストレスや不安で胃の働きが乱れ、食欲が落ちたり、胃もたれや吐き気が続いたりして体重が減ることがあります。ただし、ストレスと思い込んでいる中に病気が隠れていることもあるため、体重減少が続く場合は検査で確認することが大切です。

 

Q9. 血液検査だけで体重減少の原因はわかりますか?

A. 血液検査で貧血、炎症、血糖、甲状腺、肝胆道系の異常などを確認できますが、すべての原因がわかるわけではありません。胃や大腸の病気は内視鏡検査、膵臓や肝胆道系は腹部エコーやCTなどの画像検査が必要になることがあります。

 

Q10. 体重減少があっても食欲がある場合は大丈夫ですか?

A. 食欲があっても、甲状腺機能亢進症、糖尿病、吸収不良、慢性炎症、がんなどで体重が減ることがあります。「食べているのに痩せる」場合も、自己判断せず一度原因を調べることをおすすめします。

まとめ

意図していない体重減少は、身体が発している大切なサインのひとつです。

食欲の低下だけでなく、胃腸の病気・代謝異常・炎症・がんなど多くの疾患で体重が落ちることがあります。

特に次のような場合は注意が必要です。

  • 数週間〜数か月のあいだに明らかな体重減少がある

  • 食事量は変わっていないのに痩せ続ける

  • 胃もたれ・胸焼け・腹痛・便通異常などの症状を伴う

  • 30歳以上で原因不明の体重減少が出てきた

こうしたケースでは、早めに消化器内科で原因を調べることがとても重要です。

巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、血液検査・腹部エコー・胃カメラ・大腸カメラまで一貫して評価できるため、体重減少の原因を効率よく調べることができます。

お困りの方・ご不安な方は是非ご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

 

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医師紹介・アクセス・診療時間

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

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文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

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