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胃薬が効かない胃痛|機能性ディスペプシアの再燃をi-katsuで予防した30代男性

[2026.03.08]

「疲れると胃が痛む」「ストレスが溜まると胃がキリキリする」——

よくある悩みですが、胃薬(PPI)を飲んでも治らない胃痛が出てくると、不安は一気に増します。

今回は、過去に検査で異常がなく機能性ディスペプシア(FD)と言われていた30代男性が、症状の変化をきっかけに胃カメラ・腹部エコーを再検し、

異常なしを確認した上で治療を組み立て、さらにi-katsuで再燃予防までできた実例を専門医の院長が詳しく解説します。

 

繰り返す胃痛でお困りの方がいらっしゃれば、このケースが受診のきっかけになれば幸いです。

巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。

是非ご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

 

実際の治療例|30代男性「度々起こる胃痛に悩んでいる」

症状

  • 以前からストレスや疲れがたまると胃痛が出やすい

  • 2年ほど前、他院で胃カメラ・腹部超音波とも異常なしFDと診断

  • 症状時は処方された胃薬(PPI)で様子見

  • 今回は胃薬を飲んでも治らないため当院受診

 

診察

胃痛(みぞおち付近の痛み)は、FDだけでなく次のような病気でも起こります。

  • 胃・十二指腸潰瘍/急性胃炎

  • 逆流性食道炎

  • 胆石・胆のう炎(右上腹部痛が強い場合)

  • 膵炎

  • 感染性胃腸炎

  • 心臓由来の痛み(胸部症状を伴う場合)

  • 胃がんなど器質的疾患(頻度は高くないですが“除外が重要”)

特に、
「薬が効かない」「痛みの性質が変わった」「前回の検査から時間が経った」

この3つは、再チェックを考える重要なサインです。

ガイドラインでも、年齢やリスク・症状経過に応じて内視鏡評価が推奨されています【2】。

今回の患者さんも

  • PPIを飲んでも治らない

  • 前回検査から2年経過 

ということもありから、改めて正しく状態を把握し、治療方針を立てるため腹部エコーと胃カメラ(内視鏡検査)の再検査を行いました。

 

検査

腹部エコー:

実際のエコー画像;胆のう・膵臓などに異常はありませんでした。

胃カメラ:

実際の胃カメラ画像;ピロリ菌や胃潰瘍などの異常所見は認めませんでした。

 

以上のように検査はいずれも異常なく、 器質的疾患(潰瘍・腫瘍・胆のう炎など)を否定でき、FDの悪化(再燃)と判断しました。

(FDは「適切に評価しても説明できる異常が見つからない」ことが診断の前提です【1】。)

 

機能性ディスペプシア(FD)とは

機能性ディスペプシア(FD)は、

  • 食後のもたれ

  • 早期満腹感

  • みぞおちの痛み/灼熱感

などが続く一方、内視鏡などで原因となる病気が見つからない状態と定義されています【1】。

分かりやすく言うと、異常がなくても起こる“胃の不調”という状態です

FDが起こる主な要因

FDは「気のせい」ではありません。主に以下が組み合わさって起こると考えられています【3】。

  • ストレスで“胃と脳の連携(腸脳相関)”が乱れる
  • 胃の動き(排出)の低下

  • 胃が過敏になる(知覚過敏)

  • 胃酸・微小炎症・生活習慣 などが影響することも

治療:①症状を止める治療 → ②再燃を防ぐ治療へ

FD治療は「まず楽にする」+「ぶり返さない土台作り」が重要です。

日本のFD診療ガイドラインでも、酸分泌抑制薬・消化管運動改善薬・六君子湯などを含む段階的治療が示されています【3】。

今回の実例の治療経過
  1. まずは薬で“悪化した波”を落ち着かせる
  • 既に使用していた胃薬(PPI)を継続

  • 追加で、FDに有効性が示されている漢方薬を併用【3】【5】
    1週間で約半分まで改善3週間で胃痛が消失
    → いったん胃薬は中止

  1. いったん良くなっても“再燃”
  • 予防的に漢方を続けるも、1か月後に再度胃痛

  1. 再燃予防として i-katsu サプリを導入
  • 胃痛の改善+胃内環境の改善による予防目的でi-katsuを使用
    徐々に胃痛が和らぎ、2週間ほどで改善
    → 以後は再燃予防で継続
    その後2年間、胃痛の再燃なし

※当院では、胃薬で治りにくい胃痛FDの再燃を繰り返す方の“土台作り”として、i-katsuを治療の一環で積極的に用いています。

(FDでは腸内環境・微小炎症・腸脳相関などが関与し得るため、食事・生活・補助療法を組み合わせる考え方は近年整理されています【3】。)

i-katsuの効果と役割

i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。

成分の作用 効果
胃酸分泌の調整 過剰な酸の刺激を抑える
胃の運動をサポート 吐き気やムカつきの軽減
胃内細菌叢を整える 機能性ディスペプシアの体質改善と予防

i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用胃の動きを改善する作用を持っており、

当院では機能性ディスペプシアの方の治療に用いており高い効果をあげています

胃内細菌叢と機能性ディスペプシアの関連

同じようなストレスや疲れでも、機能性ディスペプシアを発症する人としない人がいます。

その違いの一因として注目されているのが「胃内細菌叢」です。

機能性ディスペプシアの方の細菌叢には病原性を持つエスケリキア属が多数検出という異常が確認されています。

i-katsuはこの胃内細菌叢を整える乳酸菌を配合しており、

  • 胃の不調の改善

  • 症状を繰り返さない胃内細菌叢=体質づくり

の両方を同時にサポートします。

機能性ディスペプシアでお悩みの方は、ぜひ一度i-katsuをお試しください。

関連ページ:
  • i-katsuによるその他の治療例は【▶こちら

院長からのコメント:FDは「検査で異常なし」からが治療のスタートです

胃痛が続くと、「検査が怖い」「がんだったらどうしよう」と不安になります。

ですが、今回のように再検査で異常がないことを確認できると、治療は一気に進めやすくなります。

FDは、良くなったり悪くなったりを繰り返しやすい病気です。

だからこそ、

  • 再燃しやすいタイミング(忙しい時期・睡眠不足・食事の乱れ)を把握

  • 薬だけでなく、漢方やikatsuサプリを用いて予防するための土台を整える

ここまで含めて一緒に取り組むのが、近道になります。

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

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よくある質問(FAQ)

Q. 胃カメラで「異常なし」なら、もう治療法はありませんか?

A. 治療法がないわけではなく、“原因が命に関わる病気ではない”と確認できた状態です。機能性ディスペプシア(FD)は適切な評価のうえで治療すると改善が期待できます【1】【3】。

 

Q. 胃薬(PPI)を飲んでも治らない胃痛は、何が考えられますか?

A. 潰瘍や胆のう・膵臓の病気などの除外が前提ですが、異常がなければFD(胃の動きや過敏性、ストレスの影響など)が関与していることがあります【1】【3】。

 

Q. FD(機能性ディスペプシア)って結局「ストレスの病気」ですか?

A. ストレスは引き金のひとつですが、それだけではありません。胃の運動低下や知覚過敏など複数要因が重なって起こると整理されています【3】。

 

Q. 以前の胃カメラが正常でも、再検査が必要になるのはどんなとき?

A. 症状が変わった/悪化した、薬が効かない、体重減少や吐血・黒色便などの“危険サイン”がある場合は再評価が安全です。年齢やリスクに応じて内視鏡が推奨されます【2】。

 

Q. FDの治療は、どんな順番で進めますか?

A. まずは症状を落ち着かせる(酸分泌抑制薬、消化管運動改善薬、漢方など)→必要に応じて心理的アプローチや補助療法→再燃予防、という流れで組み立てます【3】。

 

Q. 漢方はFDに本当に効くのですか?

A. 六君子湯(りっくんしとう)などはFDに対する研究やメタ解析があり、選択肢としてガイドラインでも整理されています【3】【5】。

 

Q. 食事で気をつけることはありますか?

A. 早食い・ドカ食い、脂っこい食事、夜遅い食事は悪化しやすいです。少量を回数分け、よく噛む、カフェインやアルコールを控えめにする、などが役立ちます(個人差があります)。

 

Q. 便秘や下痢があると、FDと関係しますか?

A. 機能性消化管疾患は重なって起こることがあり、便通の乱れが胃症状を悪化させることもあります。全体像を見て治療を組み立てます【3】。

 

Q. i-katsuはどんなときに使いますか?

A. 胃薬で治りにくい胃痛、FDが良くなったあとも“ぶり返し”を繰り返す方の再燃予防(胃内環境のコンディショニング)として、当院では治療の一環で用いています。

 

Q. すぐ受診した方がいい“危険サイン”は?

A. 吐血、黒色便、急激に強くなる痛み、発熱、繰り返す嘔吐、体重減少、貧血、飲み込みにくさがある場合は早めの受診が安全です【2】。

まとめ:胃痛が続くなら「再検査→治療→再燃予防」までがワンセット

  • 胃薬が効かない胃痛は、まず潰瘍・胆のう炎などを除外するのが大切

  • 胃カメラ・腹部エコーで異常なしなら、FD(機能性ディスペプシア)の治療が本格スタート

  • 改善後に再燃しやすい方は、再燃予防(体調の土台作り)まで組み立てると安定しやすい

  • 当院では、治療の一環としてi-katsuも用い、再燃しにくい状態を目指します

 

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※i-katsuを用いた今回以外の治療は「i-katsuの治療例」にてご覧いただけます

関連ページ(院内リンク案)

参考文献(本文【番号】と対応)

  1. Rome Foundation. Rome IV Criteria – Functional Dyspepsia.【1】

  2. Moayyedi P, et al. ACG and CAG Clinical Guideline: Management of Dyspepsia. Am J Gastroenterol. 2017.【2】

  3. Miwa H, et al. Evidence-based clinical practice guidelines for functional dyspepsia 2021/2022 (JSGE).【3】

  4. Sinha S, et al. Acotiamide trials in functional dyspepsia (例:PDSを中心とした臨床研究). 2021.【4】

  5. Ko SJ, et al. Rikkunshito for functional dyspepsia: systematic review and meta-analysis. 2021.【5】

  6. Zhang J, et al. Prebiotics/probiotics for functional dyspepsia: systematic review and meta-analysis. 2020.【6】

  7. Rich G, et al. Peppermint/caraway oil combination for FD: randomized trial. 2017.【7】

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 i-katsu開発にあたっての想い

病院で処方する薬の多くは、症状自体は一時的に改善してくれますが、根底にある体質や体内の環境を変えるのは難しく、症状を繰り返さないための予防策や、より根本的な体質を改善するための方法が求めらています。

そこで、病院の薬では補えない「症状の発症・再発に関わる胃弱体質の改善」「胃内・腸内環境へのサポート」を目指してこのサプリを開発に取り組みました。

胃腸の症状に悩んで病院に来ないようになること、そして日々を穏やかに、食事を美味しく食べて頂けることが診療目標です!

アクセス

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所在地

170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11  十一屋ビル4階

交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

JR巣鴨駅 南口より徒歩3分。詳しい道順はこちら

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文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

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