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【実際の治療例】夕食後の胸焼け・気持ち悪さが毎晩続く…「夜だけ悪化」する逆流性食道炎|治療と予防

[2026.02.10]

「夕食のあとから胸焼けがして、気持ち悪い…」

しかも夜になるほどつらい。翌朝は少し楽になるのに、また夕方〜夜に悪化する——。

このパターン、逆流性食道炎(胃酸の逆流)が隠れていることがあります【1】【2】。

今回は、実際に当院で胃カメラで逆流性食道炎と診断し、薬の“タイミング調整”で改善した40代男性のケースをもとに、専門医の院長が分かりやすく解説します。

 

巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。

「夕食後の胸焼け・吐き気が1〜2週間以上続く」「市販薬で改善しない」方は是非ご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

 

実際の治療例|40代男性「夕食後の胸やけ・気持ち悪さが続いている」

症状
  • 2か月ほど前から夕食後の胸焼け気持ち悪さ(吐き気っぽい不快感)

  • 朝と昼はそれほどでもない

  • 市販薬では十分に改善せず来院

 

診察

症状からは逆流性食道炎を考えますが、胸焼け・吐き気は下記の疾患でも起こります。

  • 胃炎・胃潰瘍

  • 機能性ディスペプシア(FD)(胃もたれ・みぞおち不快など)

  • 好酸球性食道炎

  • 食道アカラシア

など。

実際の逆流性食道炎なのかどうか、また逆流性食道炎だとしたら重症度が程度なのか、を正しく評価し適切な治療方針を立てるため胃カメラ(内視鏡検査)を行いました。

 

実際の内視鏡画像

胃と食道のつなぎ目部分に縦走する炎症を認め(矢印部分)、中等度の逆流性食道炎と診断しました。

また同時に胃〜十二指腸もチェックし、潰瘍や腫瘍などの除外しました。

 

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎は、胃酸や胃内容物が食道へ逆流して、食道粘膜に炎症が起こる病気です【1】【2】。

夜に症状が出やすい主な理由
  • 夜は副交感神経が優位となり胃酸が出やすい
  • 横になる(仰向け)ことで逆流しやすい

  • 睡眠中は飲み込み回数・唾液分泌が減り、食道の酸を洗い流す力が落ちる

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逆流性食道炎について専門医の院長によるより詳しい説明はこちら

 

治療
1) PPI(胃酸を抑える薬)を「夕食前」に調整

内視鏡での炎症が強く、市販の胃薬では炎症をカバーしきれないため、この患者さんには、PPI(プロトンポンプ阻害薬)というしっかりとした制酸剤を夕食前に内服していただき、2週間ほどで症状が改善しました。

2) 中止すると再燃 → 維持療法へ

いったん良くなっても、薬をやめると再燃する方は珍しくありません。

逆流性食道炎では、状態によって維持療法が検討されます【1】【2】。

  • 3) 漢方+i-katsuで“安定”

この方はもPPIの中止により再燃したため、

  • 胃の動きを改善して逆流を起こりにくくする漢方

  • 過剰な胃酸分泌を抑えて適正化する当院オリジナルサプリi-katsu

を組み合わせ維持療法とし、また同時に再発予防のため、下記の生活改善にも取り組んでいただき、現在は安定した生活を送られています。

生活指導(再燃しやすい方ほど大事)
  • 夕食は就寝2〜3時間前まで

  • 食後すぐ横にならない

  • 脂っこいもの・アルコール・過食を控える

  • 可能なら体重管理(腹圧が高いと逆流しやすい)

  • 夜間症状が強い方は、上半身を少し高くする工夫も有用です【3】

 

巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。逆流性食道炎でお困りの方は是非ご相談ください。

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

逆流性食道炎に対してのi-katsuの効果と役割

i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。

成分の作用 効果
胃酸分泌の調整 過剰な酸の分泌を抑え、炎症を改善
胃の運動をサポート 逆流を抑え胸やけや胸痛の軽減
胃内細菌叢を整える 逆流を起こしやすい体質改善と予防

i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用胃の動きを改善する作用を持っており、

当院では逆流性食道炎の方の治療に用いており高い効果をあげています

💡なぜi-katsuが逆流性食道炎に効果的なのか?

「ぶり返しやすい」理由

多くの方が制酸薬で改善しても、服薬をやめると症状が再発します。

これは“胃酸リバウンド”と呼ばれる現象で、薬により一時的に抑えられていた胃酸分泌が、急激に回復しすぎるために起こります。

i-katsuにできること

 ✅胃酸の状態を適切に保つことで、逆流性食道炎の予防に効果

 ✅制酸剤中止後の“リバウンド現象”を抑制

 ✅乳酸菌+生薬のみで構成 →副作用が出ることはほぼなく 長期服用でも安心

i-katsuはこんな方におすすめです
  • 胃薬をやめるとすぐに症状が戻ってしまう

  • 薬に頼らず、体質から整えたい

  • 軽い症状のうちに予防したい

  • 長期的な再発防止をしたい

▶ i-katsuの詳しい効果は【こちら

院長からのコメント

夕食後の胸焼け・吐き気は、よくある症状に見えても、逆流性食道炎がはっきり見つかることがあります。

今回のように、薬そのものだけでなく飲むタイミングで効き方が変わるケースもあります【1】。

一方で、似た症状でも別の病気が隠れることがあります。

「いつものこと」と決めつけず、続く・悪化する・市販薬で改善しない場合は、一度きちんと評価しましょう。

 

巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、逆流性食道炎に対して当日中に検査・診断できる体制を整えています。

是非ご相談ください。

👉 WEB予約はこちらから

📞 お電話でのご予約:03-5940-3833

※来院時間や当日の状況によっては翌日以降の検査となる場合もあります

 

よくある質問(FAQ)

Q. 夕食後の胸焼け・吐き気は、放置しても大丈夫ですか?

A. 軽い症状でも、逆流性食道炎が進んでいることがあります。1〜2週間以上続く、夜に悪化する、市販薬で改善しない場合は胃カメラで原因確認が安全です【1】【2】。

 

Q. 夜だけ胸焼けが強いのはなぜですか?

A. 夜は横になることで逆流しやすく、睡眠中は唾液や飲み込みが減って酸を洗い流しにくいため、症状が長引きやすいとされています【3】【4】。

 

Q. PPI(胃酸を抑える薬)はいつ飲むのが良いですか?

A. 一般にPPIは「食前(食事の30〜60分前)」が推奨されます【1】。症状が夕食後〜夜に強い場合、医師の判断で夕食前に合わせることがあります。

 

Q. 薬をやめたら再発しました。よくあることですか?

A. はい。逆流性食道炎は再燃することがあり、状態によって維持療法(i-katsuサプリ・漢方・必要時PPI内服など)を検討します【1】【2】。

 

Q. 胸焼けがあっても、胃カメラなしで治療できますか?

A. まずPPIで様子を見る選択肢もあります【1】。ただし症状が長引く・再燃を繰り返す場合は内視鏡で評価すると安心です。

 

Q. 胸焼け以外に「気持ち悪さ(吐き気)」も逆流の症状ですか?

A. はい。逆流は胸焼け以外にも、吐き気っぽさ、げっぷ、のどの違和感などで出ることがあります【1】【2】。

 

Q. 食後すぐ横になるのはよくないですか?

A. 逆流を助長しやすいため、就寝前2〜3時間は食事を控え、食後すぐ横にならないことが推奨されます【1】【3】。

 

Q. どんな症状があったら早めに受診すべきですか?

A. 体重減少、吐血・黒色便、飲み込みにくさ、貧血、強い胸痛などは“アラーム症状”の可能性があり、早めの受診が安全です【1】。

 

Q. 逆流性食道炎は生活習慣だけで治せますか?

A. 軽症なら生活改善が助けになりますが、炎症がある場合はPPIなどの治療が有効です【1】【2】。生活改善+適切な薬が基本になります。

 

Q. 漢方やサプリ(i-katsu)は使ってもいいですか?

A. 当院では治療や再発予防・維持療法に用いています。

まとめ

  • 夕食後の胸焼け・吐き気が続く場合、逆流性食道炎が原因のことがあります【1】【2】

  • 夜に悪化しやすいのは、横になる体位睡眠中の酸クリアランス低下が関係します【3】【4】

  • PPIは「食前」が基本で、症状の時間帯に合わせて調整すると改善することがあります【1】

  • 中止で再燃する人は多く、状態に応じて維持療法を検討します【1】【2】

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参考文献(本文【番号】と対応)

【1】Katz PO, et al. ACG Clinical Guideline: Guidelines for the Diagnosis and Management of Gastroesophageal Reflux Disease. Am J Gastroenterol. 2022.
【2】Iwakiri K, et al. Evidence-based clinical practice guidelines for gastroesophageal reflux disease 2021. J Gastroenterol. 2022.
【3】Orr WC. Sleep and gastroesophageal reflux: what are the risks? Am J Med. 2003.
【4】Fornari F, et al. Nocturnal Gastroesophageal Reflux Revisited by Impedance-pH Monitoring. 2011

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

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巣鴨駅前胃腸内科クリニック

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文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

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