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次世代内視鏡システム「EVIS-X1」導入

2022年3月よりオリンパス製の次世代内視鏡システムEVIS-X1を導入しております。

「EVIS-X1」は、従来システム「EVIS LUCERA ELITE」から約 8 年ぶりにモデルチェンジするオリンパス社の最上位機種の内視鏡システムです。

 

当院では従来のシステムでも質が高く患者様への負担の少ない内視鏡検査を行ってきましたが、この次世代内視鏡システムの解像度やクオリティーの高さには驚きを隠せません。

新システムEVIS-X1の導入により更にグレードアップした当院の内視鏡検査で、がんなどの消化器疾患の早期発見・早期診断、症状でお困りの方の原因精査にお役立て出来ると自負しております!

 

では、簡単にEVIS-X1での当院の内視鏡検査についてご説明させていただきます。

 

「高画質かつ明瞭な画像」

次世代内視鏡システムEVIS-X1とUltra HDの4Kモニターの組み合わせによる高品質で明瞭な画像により、内視鏡検査の質を飛躍的に上げ小さな病変も見逃さない今まで以上により正確な検査が実現可能になっています。

従来のモニターよりも4倍の高精細な4Kモニターです

 

下の画像は従来システムの画像と、新システム+4Kモニターの画像の比較です。

明らかに新システムと4Kモニターの画質が高いのがお分かりいただけると思います。これにより一度に見渡せる範囲が広がり見逃しが少なく、また検査時間の短縮でき患者様の負担の軽減につながっています。

 

「質が高く、効率も良い検査の実現」

EVIS X1シリーズには、TXI・EDOFなどの新しいテクノロジーが搭載されており、これらを使用することで質の高さと効率の良さを両立した検査が行えます

 

TXIは、通常光の情報に基づき、「明るさ補正」「テクスチャー強調」「色調強調」の3つの要素を最適化する画像技術です。

これにより画像上のわずかな変化に対する視認性を向上させることで、中遠景からも病変を見つけやすくなり検査時における病変の観察性能が向上します。

 

EDOF(被写界深度拡大)技術は近点、遠点それぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで、広範囲にピントの合った内視鏡画像を生成します。

質の高い検査を行おうとすると、その分近接観察が必要になったり色素を散布したり、ピントを合わせたりとどうしても時間を要していたことが、遠景からピントの合った状態で観察が可能となるため、質を落とさずに短い時間で効率よく検査を受けて頂くことが可能になっています!

 

では実際の検査での有用性を画像で解説します。

こちらは当院で撮影した通常観察の胃の内視鏡写真です。

実はここに胃がんが映っています!

お分かりになりますか??

正解はこちらの黄色い矢印で囲まれた領域になります。

通常の観察だと非常に視認性が非常に悪く見落とされやすい病変です。

この病変を前述のTXIとEDOFシステムを使い観察すると、

病変が明瞭化され視認性が格段に向上し発見しやすくなります。

並べてみると違いが一目瞭然です。

こちらの病変は癌ではありましたが、幸いにも病変を早期の段階で指摘できたので内視鏡治療で完治することができました。

 

次は胃のポリープの画像です。

このように次世代内視鏡システムは今までの観察では時間をかけて見つけていた病変を、短時間で正確に拾い上げることが可能となっています。

巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、この次世代内視鏡システムを使い今まで以上に質が高く効率も良い検査に取り組んでおります!

文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

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