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なぜ逆流性食道炎に「i-katsu」が効くのか?

 

逆流性食道炎とは、胃酸の分泌過多や胃や腸の動きの低下により胃酸が食道へ逆流し炎症を起こす状態で、胸やけげっぷ・咳のどの違和感胸や喉のつまり感などの症状を引き起こします。

 

当院オリジナルの胃のサプリ“i-katsu”は、

①胃酸の分泌過多を正常化する成分

②胃の動きを改善し逆流を抑える成分

を持っており、逆流性食道炎の方に使用し非常によい治療効果を得ています!

i-katsuは当院にて直接ご購入頂くか、専用のwebサイトからもご購入いただけます。

 

■こういう症状の方の治療に使用しています■

・胸やけ、げっぷ、食後の痰がらみ・咳、喉の違和感などの逆流性食道炎の症状がある方

・薬を飲むことや、長期的に薬を続けることに抵抗のある方

・薬をやめると症状がぶり返してしまう方。

・薬を飲んでいるが症状が改善しない方 など

 

巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

 

 

<目次>

1.なぜ逆流性食道炎に「i-katsu」が効くのか?

2.そもそも逆流性食道炎はなぜ起こる?

3.実際の治療例 随時更新しております。

※i-katsuのより詳細な情報やQ&Aはこちらからご覧ください。

 

1.なぜ逆流性食道炎にi-katsuが効くのか?

通常の逆流性食道炎の治療は、

・胃酸の分泌過多を抑える制酸薬

・胃の動きを改善し胃酸の流れをよくする機能改善薬

・逆流性食道炎を引き起こす生活習慣の改善 などを行っていきます。

当院のオリジナルサプリi-katsuには、胃酸の分泌過多を適正化しする成分胃の動きを改善する成分を含んでおり、多くの逆流性食道炎の方に使用して頂いております。

 

i-katsuに含まれる乳酸菌LJ88の働き

逆流性食道炎の原因となる胃酸の過剰な分泌の抑制

乳酸菌LJ88は、胃酸の分泌を促す「ガストリン」というホルモンを作る細胞に働きかけることで、過剰な胃酸の分泌を防止してくれます。

また、必要以上には胃酸分泌を低下させることはなく、正常の状態を保ってくれます

 

実際に乳酸菌LJ88殺菌体を6週間にわたり毎日摂取することで、有意な逆流性食道炎の改善が見られています。

下の図はFSSGスコアと呼ばれる問診による指標で、逆流性食道炎の評価に使用されます。スコアが高いほど症状が強くなります。

食品と開発 52 (4), 65-67, 2017)

乳酸菌LJ88の摂取継続によりFSSGスコアの数値が低下=症状の改善を認めています。

 

また、i-katsuは胃の動きをよくする健胃効果のある生薬を含んでおり、胃腸の動きの改善による逆流防止効果も期待できます。

ダイダイ 

漢方では橙皮や枳実という生薬になります。リモネンという有効成分を持ち健胃・整腸作用があり、腹部に溜まったガスを排出させる働きがあるため、お腹の張りや痛みを和らげる効果が期待できます

 

麦芽

グルタミン酸というアミノ酸の一種である有効成分を持ち、食物の消化を助けます。迷走神経を興奮させ、消化管の運動を促進させます

 

・大根の種

漢方では萊菔子(ライフクシ)という生薬になります。イソチオシアネートという揮発性成分があり、胃や腸管を刺激し胃に入った食物をスムーズに腸管に送り込む作用があり、蠕動運動を活発にし逆流を防ぐ効果が期待できます。

※i-katsuの成分についてのより詳細な情報はこちらからご覧ください。

 

●胸やけは繰り返しやすい??

逆流性食道炎の要因には、胃酸の分泌の増加や胃や腸の動きの低下が関わってきますが、これらはストレスや生活習慣によってもたらされることが多いです。

 

胃酸の分泌や胃や腸の動きは自分の意志ではコントロールできずに、体が勝手に自律神経を介してコントロールしているのですが、ストレスや生活習慣(食生活・アルコール・タバコ・睡眠など)の乱れがあるとコントロール機能が上手く働かず、胃酸過多になったり、胃や腸の動きが低下し、逆流性食道炎を起こし、胸やけが発生します。

 

ですので、ストレス因子が持続したり、生活習慣の改善がないと、一旦薬でよくなったあともぶり返したり薬が効かないことも少なからずあります。

 

また、胃酸を抑える薬を服用していると、薬をやめた際に一時的にリバウンド反応を起こし、胃酸が分泌しやすくなり胸やけの再発を起こすこともあり、そのため薬がなかなかやめられず長期間の服用になったりやめて再開を繰り返したりするケースが多くみられます。

 

i-katsuの成分には、制酸剤のリバウンドの抑制作用があり薬の中止・再燃の防止作用が期待でき、またi-katsuはサプリ(食品)ですので、通常は副作用が出ることがなく、長期間安全に飲んでいただくことができます。

そして薬剤とは作用機序が違うため、薬と併用することで上乗せ効果も期待でき、薬で治療が不十分な方にもよい適応だと考えます。

 

ご購入はこちらからどうぞ!

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2.そもそも逆流性食道炎はなぜ起こる?

胃の粘膜はもともと胃酸に対して耐性をもっており、胃酸によって傷つかないようになっています。しかし食道にはそのような耐性がないため、胃酸が逆流すると胸焼けが出てしまいます。

そして、その胃酸の逆流自体は下記のような要因で起こります。

 

胃と食道のつなぎ目の緩み(食道裂孔ヘルニア)

 →胃から食道への逆流を防いでいる下部食道括約筋の締め付け機能の低下。もともとの体質や加齢などで生じてきます。

つなぎ目の緩みがあるため、胃酸の食道への逆流が起こりやすくなります。

 

・食道の内圧低下

 →アルコールの摂取・喫煙などにより食道運動機能が低下し、食道の内圧が下がります。また、食道の蠕動運動を調整する機能の異常でも起こることもあります。

 

・胃酸の分泌過多

 →ストレスや高たんぱく、高脂肪、香辛料、高カフェイン(コーヒーなど)の過剰摂取は胃酸の分泌の増加につながります。

 

・胃の動きの低下

 →ストレスや睡眠不足、薬剤の影響などにより胃の動きの低下が生じ、流れの停滞により逆流が生じやすくなります。

 

・胃の内圧上昇

→食べ過ぎ、肥満、便秘、前かがみの姿勢、ベルトや下着による腹部の締めすぎなどにより胃の内圧が上昇し、胃酸の逆流の原因となります。また、胃の内部にガンが発生して通過障害を起こすことも内圧の上昇につながり二次的に逆流を起こします。

 

・唾液の分泌低下・アルカリ濃度の低下

→唾液はアルカリ性なので飲み込むと食道に流れて胃酸を中和する作用がありますが、喫煙により唾液中のアルカリ濃度が低下するため、その中和能力が落ちます

胸やけ・逆流性食道炎の原因

 

胸やけなどの症状があり、逆流性食道炎を疑われた場合は胃カメラを使って診断を行います。

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3.実際の治療例

その他の治療例は “i-katsuの治療例” からご覧いただけます。

 

① 40代 女性 胸やけ・げっぷ・のどの違和感

【症状】

5-6年前から胸やけげっぷのどの違和感を度々感じており、特に治療は受けずに様子を見ていましたが、ご家族から当院を勧められ受診されました。

 

【診察】

症状は食後に感じることが多いとのことで、症状と合わせて逆流性食道炎を疑いました。

胃内視鏡(胃カメラは一度も受けたことがないとのことで、まずは内視鏡を行いました。

 

【検査】

実際に内視鏡検査を行ったところ、やはり逆流性食道炎の所見を認めました。

逆流性食道炎の画像

【治療】

内視鏡上の炎症が中等度とやや目立つため、制酸薬機能改善薬による内服治療を考えましたが、ご本人が「アレルギー体質なので、薬はなるべく飲みたくない」とのことで、まずは胃酸の分泌過多・逆流を抑えるための生活習慣の改善を行い、また、サプリであればご本人が抵抗がないとのことで、当院のオリジナルサプリi-katsuも飲んで頂き経過を見ることとしました。

※サプリは食品と同じ扱いであり通常は副作用が出ることがなく、長期の服用に関しても安全性が高いと考えられています。

 

<治療内容>

 1.生活習慣指導

アルコールが好きで、ほぼ毎日飲んでおり、寝酒もするとのことで、休肝日をしっかりとつくること寝酒はやめることを徹底してもらいました。

※アルコール摂取により、胃酸分泌を促進させたり食道運動機能が低下し胃からの逆流が起こりやすくなります。

 

2.サプリ(i-katsu)

i-katsuの成分の一つであるLJ88は必要以上に胃酸を抑えることなく、過剰な部分の胃酸分泌抑制し、胃酸の状態を適正化してくれます。

また、麦芽や大根の種といった生薬は消化促進作用や胃腸の運動促進があるとが分かっています。

 

【経過】

2週間後の再診の際に状態を伺うと、症状は少しづつ良くなってきたが、まだ続いているとのことで、引き続き減酒とサプリを続けてみることとしまた。

さらに1か月後の再診時には症状がだいぶ軽くなり、食後のげっぷが少し気になる程度まで改善し、3か月後の再診時には症状はほとんど良くなっていました。

アルコールは引き続き休肝日を作ることと寝酒をやめることを続けて頂き、ご本人がサプリは続けたいとのことで続けてもらい、6か月後に経過チェックのため内視鏡を再検しました。

内視鏡上は炎症はかなり改善しており、ほぼ傷痕になっている状態でした。

そして、1年後の内視鏡検査では炎症は改善しており、症状の再燃もなく、現在も節度ある飲酒サプリを続けています。

 

 

② 30代 女性 薬を飲んでも胸やけが治らない

【症状】

数か月前から食後の胸やけとげっぷ・痰が絡む感じが続いており、自宅近所の総合病院で胃内視鏡(胃カメラ)を受けて逆流性食道炎と診断され、薬で治療を行いましたが、改善しないとのことで当院を受診されました。

 

【診察】

前医で検査した画像所見とご自身の症状から当院でも逆流性食道炎と診断しました。

 

【治療】

逆流性食道炎の治療は前述のように

①胃酸分泌過多を抑える制酸剤

②胃の動きを改善させ逆流しないようにする運動機能改善薬

などを用いて行います。

 

前医でPPIという胃酸を抑える薬と機能改善薬を処方されていましたが、症状が続くとのことでした。

i-katsuはPPIと違う作用での胃酸の分泌過多の適正化する乳酸菌胃の動きを改善する生薬を成分としており、薬では不十分な部分を補ってくれることを期待し、ご本人と相談の上、飲んでいる薬に追加してi-katsuを使用してみることとしました。

 

【経過】

i-katsuを併用し始めたところ、2-3日で胸やけが改善し、しばらく続けるうちにげっぷの頻度も減り、痰がらみの感じも減りあまり気にならなくなったとのことでした。

ご本人が薬ではなくi-katsuを継続したいとのことで継続し安定した状態が続いています。

 

今回のように薬で治らない方にも、薬では足らない部分を補完し症状が改善する場合もあり、またi-katsuはサプリなので安全性が高く、その後も安定した状態を維持するのにも有用です。

 

③ 40代 男性 薬をやめると胸やけをぶり返す

【症状】

以前から胸やけを繰り返しており、他院にて逆流性食道炎と診断され薬を内服していましたが、やめるとぶり返すとのことのことで当院を受診されました

 

【診察】

前医で施行された内視鏡(胃カメラ)検査の結果と症状から、当院でも逆流性食道炎と診断しました。

 

【治療】

前医ではPPIと呼ばれる制酸剤にて治療を受けて、飲んでいる間は改善するとのことでした。

PPIは胃酸を抑える薬ではありますが、内服をやめると抑えられた分の胃酸がそれまで以上に出てしまうという「リバウンド現象」を起こすことがあり、なかなか中止出来ずに飲み続ける、あるいは飲んだりやめたりを繰り返すことがあります。

i-katsuはこの制酸剤のリバウンド作用を抑える作用も報告されており、ご本人も「薬を飲み続けるのは抵抗があり、なるべく薬は飲みたくない」との希望があり、i-katsuを併用し様子を見ることとしました。

 

<治療内容>

1.生活習慣指導

症状があるときは揚げ物などの油物や高たんぱくの食事を控えていただくようにしました。

※高たんぱく、高脂肪、香辛料、高カフェイン(コーヒーなど)の過剰摂取は胃酸の分泌の増加につながり、逆流性食道炎を増悪させます。

 

2.サプリ(i-katsu)

制酸剤のリバウンドの抑制作用があり、薬の中止・再燃の防止作用が期待でき、またi-katsuはサプリ(食品)ですので、通常は副作用が出ることがなく、長期間安全に飲んでいただくことができます。

 

【経過】

当初は胸やけの症状も強く、PPIとi-katsuサプリを併用して治療を開始しました。

1週間ほど治療を続けると胸やけ自体はなくなったとのことで、i-katsuは続けつつ、PPIは中止しました。

普段はPPIを中止すると1-2週間で再発していたとのことでしたが、今回は再発もなく安定しており、ご本人よりサプリは続けてみたいとのことでそのまま続け経過を見る方針とし、その後も症状の再燃はなく、i-katsuを続けながら快適に生活をおくられています。

 

このようにi-katsuは逆流性食道炎をぶり返しやすい方にも有用なサプリで、この方のように当初はPPIなどの制酸剤と併用しつつ、落ち着いたら状態維持のためサプリのみで治療を続けるという方も増えておられます。

 

④40代 女性 薬を飲むと便秘になってしまう

【症状】

若いころから胸やけを感じることが度々あり、ここ数年悪化してきたとのことで当院を受診されました

 

【検査】

症状からは逆流性食道炎を考え、胃カメラを行いました。

内視鏡では逆流性食道炎を認めました。

胃と食道のつなぎ目部分の画像です。NBIモードで観察をしています。 赤い丸で囲まれた領域に胃酸の逆流による炎症が起こっています。

また食道裂孔ヘルニアという胃と食道のつなぎ目の緩みを認めもともと胃酸が逆流し易い体質ということもわかりました。

 

【治療】

胃酸の逆流に対しては制酸剤を使って胃酸の分泌を適正化することとしました。

またヘルニアがあり、腹圧がかかると胃酸の逆流が起こりやすくなるため、食後の姿勢などの生活習慣の改善をおこないました。

 

<治療内容>

 1.生活習慣指導

腹圧がかからないようにする

・猫背の改善

・前かがみの姿勢になりすぎない。

・ベルトでお腹を締め付けすぎない

食後は座位を保つ(寝ると重力がかからないため胃の中のものが逆流し易くなります。)

 

2.制酸剤

PPIとよばれる胃酸の過分泌を抑える薬剤の服用

 

【経過】

薬で胸やけはすぐに改善しましたが、薬を飲み始めてから便秘なってしまったとのことでした。

薬の副作用を考え、制酸剤を変更してみましたが、やはり飲むと便秘になってしまう状態でした。

下剤の併用を考えましたが、ご本人がなるべく下剤は飲みたくないとのことで、一旦薬の使用を中止してみることとしました。

 

しばらくは胸やけは落ち着いていましたが、1週間ほどすると再燃してしまいました。

裂孔ヘルニアに対しての内視鏡手術も考えましたが、ご本人が「最終手段としては考えたいが、なるべくは内服治療で治したい」との希望があり今回は行わず、

制酸剤の代わりにi-katsuを使って治療を行うこととしました。

 

i-katsu服用後は胸やけは徐々に和らいでいき、1か月ほどすると胸やけはほとんど消失していました。

症状もなく便通も快便で調子がかなり良く、i-katsuは副作用が出ることもほとんどないため調子維持のため続けたいとのことだったため、そのままi-katsuを服用していただき現在も胸やけはなく落ち着いた状態です。

 

i-katsuは前述のように胃酸の分泌を適正化してくれる制酸作用があり、また乳酸菌なので整腸作用もあり便秘などの副作用も起こらないという特徴もあります。

(むしろ便通が改善する方もおられるくらいです。)

 

また制酸剤では便秘以外でも、逆に下痢したり、血球異常・肝機能障害などの副作用が起こることがあり、そのような際の代替療法としてもi-katsuは非常に有用です。

 

⑤50代男性 症状のない逆流性食道炎

症状

以前から人間ドックの際の胃カメラで逆流性食道炎バレット食道を指摘されていましたが症状がなく経過観察となっていましたが、ご本人が一度専門の医療機関で状態をチェックしてほしいと規模され来院されました。

 

検査

内視鏡を行うとやはり逆流性食道炎バレット食道を認めました。

NBIというモードで観察した食道と胃のつなぎ目の内視鏡画像です。 黄色部分が胃酸の逆流による逆流性食道炎による炎症です。 青矢印部分が逆流性食道炎を繰り返すことで発生するバレット食道になります。

 

逆流性食道炎によって食道粘膜が炎症を繰り返し、改善の過程で食道の細胞が胃の細胞に置き換わっていくことをバレット食道と言います。

一度出来たバレット食道は治ることはなく、食道腺がんの発生母地となるため広がらないようにケアすることが重要です。

※詳細は、「バレット食道」のページをご参照ください

ご本人に状態を説明したところ「治療をしたい」とのことで、今回は治療を行うこととしました

 

治療

逆流性食道炎の治療は

  1. 胃酸の分泌過多を抑える制酸薬
  2. 胃の動きを改善し胃酸の流れをよくする機能改善薬
  3. 逆流性食道炎を引き起こす生活習慣の改善

を軸に行っていきます。

症状がないこともあり本人より薬はできれば飲みたくないとのことで、当院オリジナルサプリのi-katsuを使用することとしました。

当院のオリジナルサプリi-katsuには、胃酸の分泌過多を適正化しする成分胃の動きを改善する成分を含んでおり、多くの逆流性食道炎の治療に効果を上げています。

またi-katsuは乳酸菌と生薬で作られており、通常は副作用が出ることがなく長期の服用に関しても安全性が高いと考えられています。

 

経過

i-katsuを3か月ほど飲んでいただき、内視鏡検査で改善傾向を確認することとしました。

前回認めた炎症は傷跡の状態まで改善しており、バレット食道も広がらずに安定している状態でした。

以前と比べて逆流性食道炎は明らかに改善しており、またバレット食道の広がりもありませんでした。

ご本人と相談し今も症状は全くありませんが今後のリスクマネジメントのためi-katsuは引き続き使用することとし、定期的に胃カメラで状態を確認する方針としています。

 

今回のように内視鏡を受けると逆流性食道炎や胃炎を認めるものの症状がないという方も時々おられます。

患者さん自身も症状がないため薬を飲んで治療するかどうか迷われる場合も多いですが、そういった際には効果がありかつ安全性も高いサプリでの治療も有用です。

 

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⑥50代 男性 逆流性食道炎を繰り返す

症状

以前から逆流性食道炎を指摘されており、胸やけ胸の痛みなどの症状が出る度に薬を使って抑えていましたが、今回も数日前から症状が出現したことに加え、あまりにも繰り返すため当院を受診されました。

 

診察・検査

逆流性食道炎の程度を評価し、治療方針を決定するため内視鏡検査を行いました。

内視鏡では中等度の逆流性食道炎と診断し、まずは炎症を抑えるため投薬治療を行うこととしました。

胃と食道のつなぎ目部分に4か所の炎症を認め(矢印部分)、中等度の逆流性食道炎と診断しました。

 

治療

逆流性食道炎の治療は前述のように

  1. 胃酸の分泌過多を抑える制酸薬
  2. 胃の動きを改善し胃酸の流れをよくする機能改善薬
  3. 逆流性食道炎を引き起こす生活習慣の改善

を軸に行います。

今回は炎症が強いためPPIという制酸剤の薬と機能改善薬を合わせて処方することとしまし、症状自体は薬を服用した翌日から軽減し始め、4日目からはほとんど感じなくなったとのことでした。

炎症自体も2週間ほどの服用で一旦は消失しますが、そもそも逆流性食道炎が起こる原因には生活習慣が大きく関わっており、その点の改善をしないとまたぶり返してしまうため、今回は生活習慣の改善も行いました。

アルコールの摂取喫煙などにより食道運動機能が低下し、食道の内圧を下げてしまい胃酸の逆流を促してしまいます。

また、高たんぱく高脂肪香辛料高カフェインは胃酸の分泌過多につながり、こちらも逆流性食道炎を引き起こしやすくなってしまいます。

患者さんご本人も飲酒を毎日されており、また油物が好物とのことであり、

  1. 飲酒は2日毎に休肝日を作ること
  2. 油物や高カロリー食は2食連続して食べないこと

などにも取り組んでいただきました。

 

関連ページ:なぜ逆流性食道炎は治らないのか?ぶり返すのか?

 

【経過】

薬を止めると以前は1か月ほどで胸やけ・胸痛が出ていたとのことでしたが、今回は強い症状は出ませんでした。

ただ、飲酒翌朝には薬を飲むほどではないが軽い胸やけを感じたりすることもあるとのことで、胃酸分泌過多を適正化するサプリi-katsuを使ってみることにしました。

i-katsu乳酸菌生薬で作られており、薬と違い副作用が出ることがなく長期の服用に関しても安全性が高く、症状がぶり返しやすい方・薬を飲むのに抵抗がある方・薬を飲むほどではないが症状がある方などの治療に使用しています。

その後は軽い症状の出現もなくなり、ご本人も改善した生活習慣の維持を続けておられることもあり、以前のようなぶり返しもなく安定した状態が続いています。

 

※i-katsuを使った他の治療例は “i-katsuの治療例” からご覧いただけます。

 

関連ページ:なぜ逆流性食道炎に「i-katsu」が効くのか?

 

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◆製品詳細◆

【内容量】 30粒入り 約1か月分

【価格】 税込み 3600円 ※自費診療となります。

【1日の目安】 1回1粒、1日1回お飲み頂きます

【購入方法】 当院にて直接ご購入頂くか、専用のwebサイトからもご購入いただけます。※webの場合は送料が200円かかります

※i-katsuは食品ですので、所謂副作用と呼ばれるものはありません。ただし、体調や体質によっては稀に身体に合わないこともあります。パッケージや本サイトの「原材料」にて、原材料名をご案内しておりますので、食品アレルギーのある方やご心配な方は必ずご確認ください。

また妊娠・授乳中の方、15歳以下のお子様に対しては当院での投与実績がなく、服用は避けて頂くようにお願いいたします。

※i-katsuに関してのお問い合わせはこちらからお願いいたします。

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