大腸カメラの基本の流れは、
『下剤を飲んで腸の中を綺麗にし(前処置と言います)、お尻から細いカメラを一番奥まで入れて、抜きながら観察する』
という形になります。
実際の流れと所要時間を見ていきましょう。
前処置とは?
大腸内に便が残っていると、ポリープや炎症などの病変を正確に観察しにくくなります。そのため、検査前には腸管洗浄剤を服用し、大腸の中をきれいにする必要があります。
当院での前処置の工夫
大腸カメラが大変と言われる理由のひとつが、前処置薬の負担です。当院では少しでも楽に前処置を行えるよう、次のような工夫をしています。
今までの前処置薬は、
- 検査前日に下剤を服用
- さらに当日朝に液体の腸管洗浄剤を2L~3Lほど飲む
という流れでした。
当院では体への負担を減らすために、
①の前日の下剤をなくし、 ②の腸管洗浄剤の量も半分~2/3程度で済む前処置薬(モビプレップ)を使用しています。
また、液体が飲むのが苦手な方には錠剤の前処薬も選択頂けます。
◆液体と錠剤の前処置薬のメリット・デメリット◆
また、過去にどうしても液体でも錠剤でも前処置薬が飲めなかった方は、前処置薬を飲まずに行う「無飲前処置内視鏡」も行っております。ご希望の方は一度外来にてご相談ください。
前処置の実際
前処置薬の服用場所については、患者様の環境に合わせて、“ご自宅” でも “クリニックに来院して”の服用のどちらでもお選びいただけます。
①ご自宅で飲む場合
自宅の落ち着いた環境で前処置薬が服用頂けます。
また、お家でお薬を飲んだあと、移動中の便意が心配だと思いますが、洗浄剤の内服を開始して2〜3時間経ち、ひとしきり便が出てしまうと、後はあまり便意を感じなくなるので、電車などで来院できるようになります
※ご自宅での前処置をご予約の方は、検査2日前までに前処置薬を取りに来て頂きます。
②クリニックで飲む場合
在宅での服用が不安な方、前処置薬で腹痛の出たことのある方、便秘症の方、また遠方で移動が大変な方は、クリニックでの前処置をお勧めします。
看護師が確認しながら洗浄剤を服用して頂けるので、安心して前処置を行うことが出来ます。
また、便の状態を確認しながら飲んでいただくので、早く腸の中が綺麗になれば前処置薬の量が少なくて済む場合もあります。
前処置終了後から実際の検査の流れ
腸の洗浄が終わったらいよいよ検査の準備になります。
【着替え】
大腸カメラの検査着にお着換え頂きます。
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【点滴・鎮静剤】
ベッドに横になって頂き、ご希望の方には点滴しながら鎮静剤(静脈麻酔)を行います。
鎮静剤は、「ぐっすりと眠った状態」や「苦痛を取り除いてボーっとして画面を見ながらの状態」など患者さんの希望に応じて量を調整します。
鎮静剤は2-3分で効いてきますので、しっかりと効いた状態になったことを確認して検査を開始します。
※もちろんご希望のない方は、鎮静なしでも検査は可能です。
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【大腸カメラ検査】
検査時間は10-15分前後です。
ポリープを切除する場合は、ポリープ1個につき追加で3-5分程度かかります。
鎮静剤を使用した場合には体にモニターをつけ全身状態をチェックしながら安全に検査をお受け頂けます。
↓
【検査終了】
静脈麻酔をした方は20-30分程度リカバリールームにてしばらく安静にして頂きます。(静脈麻酔をしない方は診察までお待ちいただきます)
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【診察】
鎮静剤から覚めた後に、実際の大腸カメラ画像をお見せしながら検査結果をご説明致します。
巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。大腸カメラをご希望の方はお気軽にご相談ください。
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
所要時間
カメラが入っている時間はだいたい10分~15分程度です。
(ポリープ切除などを行うと多少長くなります。)
大腸カメラの検査は、まず一番奥まで入れてしまって、抜きながらしっかりと観察してくる検査となります。
奥に入れる際には素早くなるべく苦痛なく挿入し(1-5分程度)、病変がないかをじっくりとみながら抜去してきます(6-10分程度)です。
トータルでの所要時間は、前処置終了から診察終了まで60~90分程です。
※混雑時には+30分程度かかることがあります。
<大腸カメラ目次>
1.大腸カメラってなに?
2.どんな人が受けるの?
3.大腸カメラの実際(検査の流れ・所要時間など)
4.当院の大腸カメラの工夫
5.ポリープ切除について
6.大腸カメラの費用
7.代表的な大腸の疾患
8.大腸カメラの検査予約
9.大腸カメラのQ&A
10. 大腸カメラの注意点