メニュー

実際の治療例 【ピロリ菌除菌後に胸やけが悪化…薬を増やさず改善できた治療法とは?】

[2025.01.30]

「ピロリ菌を除菌したのに、その後から胸やけが強くなって困っている…」

しばしばそんな声をお伺いします。

実は、ピロリ菌を除菌すると胃酸の分泌環境が急に変わり、一時的に逆流性食道炎の症状が出る方がいます。

今回は、薬を増やしたくないという希望を持つ50代男性が、当院オリジナルサプリ 「i-katsu」 を取り入れて症状を改善した実例をご紹介します。

胸やけでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

50代  男性 ピロリ菌を除菌してから胸焼けが起こる

【症状】

人間ドックの胃カメラで萎縮性胃炎ピロリ菌陽性を指摘され、かかりつけ医でピロリ菌除菌を実施。

除菌は成功したものの、1か月ほど経ってから胸やけが出現しました。

担当医からは暴飲暴食を控えて様子を見るように言われましたが、改善なく当院にご相談に来られました。

【診察・胃カメラ】

症状からは「逆流性食道炎」が考えられ、程度を評価し治療方針を決定するため、再度胃カメラを行いました。

胃カメラでは軽度の逆流性食道炎の所見を認め症状の原因と考えました。

実際の内視鏡画像|胃と食道のつなぎ目に炎症(黄色部分)を認め、GradeAの逆流性食道炎と診断

【ピロリ菌除菌と逆流性食道炎の関係について】

ピロリ菌がいると胃がん胃潰瘍十二指腸潰瘍胃のリンパ腫などのリスクとなるため、基本的には薬による除菌を行います。

ピロリ菌は胃酸を中和して生き延びていますが、除菌すると中和作用がなくなり、胃酸の濃度が一時的に高くなります。

これは正常な状態に戻っただけですが、胃が慣れるまでの数か月間は「胃酸過多」となり、

ストレスや胃の動きの低下が重なると 逆流性食道炎 を起こすことがあります。

多くは数か月〜1年で自然に適応しますが、症状が強い場合は治療や投薬が必要です。

🦠 ピロリ菌がいる状態
・ウレアーゼで胃酸を中和;胃酸が弱まり菌が生き延びる

🚫 ピロリ菌を除菌
・中和作用がなくなる;胃酸が本来の濃さに戻る

🔥 一時的な胃酸過多状態
・胃の動きが弱いと…;逆流性食道炎(胸やけ)

数か月〜1年で順応
・症状が出る場合は治療やサプリで調整

【治療】

逆流性食道炎の治療は

  • 胃酸分泌過多を抑える制酸剤
  • 胃の動きを改善させ逆流しないようにする運動機能改善薬
  • 逆流性食道炎を引き起こす生活習慣の改善

などを用いて行います。

今回はご本人より「内科で血圧や糖尿の薬などをたくさん処方されているのでなるべく薬は飲みたくない」との希望があったため、

  • 制酸剤ではなく胃酸分泌過多を適正化するサプリ(i-katsu
  • 胃の運動を改善する漢方

で治療を行うこととしました。

▶ i-katsuの詳しい効果は【こちら

【経過】

サプリと漢方を開始すると症状の程度が緩やかに改善し、2週間ほどで胸やけはかなり軽くなり、1か月ほどすると症状はほぼなくなりました。

ご本人からは

「胸やけがなくなるだけでなく、胃の調子全体が良いので今後も続けたい」

との声をいただき、現在も継続中です。

 

【院長からのコメント】

i-katsuで逆流性食道炎を治療する理由

当院オリジナルの胃サプリ i-katsu には、

  • 胃酸の分泌を正常化する成分

  • 胃の動きを改善し逆流を抑える成分

  • 薬の中止時に起こるリバウンド反応の抑制効果

があり、薬に頼らずに逆流性食道炎の改善を目指すことができます。

さらに、

  • 生薬と乳酸菌でつくられており副作用が少ない

  • 長期服用でも安全性が高い

 ➡「薬を飲みたくない」「薬を減らしたい」という方に最適です。

👉 i-katsu購入ページへ

 

【まとめ】

ピロリ菌除菌後に胸やけが出るのは珍しいことではありません。

多くは一時的なものですが、症状がつらい場合は治療が必要です。

薬を増やさずに改善したい方には、当院オリジナルサプリ i-katsu が有効な選択肢となります。

▶ i-katsuの詳しい効果は【こちら

 合わせて読みたい

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや下痢といった一般的な症状から炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

アクセス

クリックしてGoogleMapを表示

所在地

170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11  十一屋ビル4階

交通

巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

お電話での予約・お問い合わせ:03-5940-3833

文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

■関連ページ■

逆流性食道炎

当院オリジナルサプリi-katsu

なぜ逆流性食道炎に「i-katsu」が効くのか?

胃内視鏡(胃カメラ)

検査・診察予約

HOME

ブログカレンダー

2025年10月
« 9月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME