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実際の治療例 “症状がない逆流性食道炎”

[2023.12.09]

当院を受診された患者さんの実際の治療経過です。

 

50代 男性 “症状がない逆流性食道炎”

 

症状

以前から人間ドックの際の胃カメラで逆流性食道炎バレット食道を指摘されていましたが症状がなく経過観察となっていましたが、ご本人が一度専門の医療機関で状態をチェックしてほしいと規模され来院されました。

 

検査

内視鏡を行うとやはり逆流性食道炎バレット食道を認めました。

NBIというモードで観察した食道と胃のつなぎ目の内視鏡画像です。 黄色部分が胃酸の逆流による逆流性食道炎による炎症です。 青矢印部分が逆流性食道炎を繰り返すことで発生するバレット食道になります。

 

逆流性食道炎によって食道粘膜が炎症を繰り返し、改善の過程で食道の細胞が胃の細胞に置き換わっていくことをバレット食道と言います。

一度出来たバレット食道は治ることはなく、食道腺がんの発生母地となるため広がらないようにケアすることが重要です。

※詳細は、「バレット食道」のページをご参照ください

 

ご本人に状態を説明したところ「治療をしたい」とのことで、今回は治療を行うこととしました

 

治療

逆流性食道炎の治療は

  1. 胃酸の分泌過多を抑える制酸薬
  2. 胃の動きを改善し胃酸の流れをよくする機能改善薬
  3. 逆流性食道炎を引き起こす生活習慣の改善

を軸に行っていきます。

症状がないこともあり本人より薬はできれば飲みたくないとのことで、当院オリジナルサプリのi-katsuを使用することとしました。

当院のオリジナルサプリi-katsuには、胃酸の分泌過多を適正化しする成分胃の動きを改善する成分を含んでおり、多くの逆流性食道炎の治療に効果を上げています。

またi-katsuは乳酸菌と生薬で作られており、通常は副作用が出ることがなく長期の服用に関しても安全性が高いと考えられています。

関連ページ:なぜ逆流性食道炎に「i-katsu」が効くのか?

 

経過

i-katsuを3か月ほど飲んでいただき、内視鏡検査で改善傾向を確認することとしました。

前回認めた炎症は傷跡の状態まで改善しており、バレット食道も広がらずに安定している状態でした。

以前と比べて明らかに改善しており、またバレット食道の広がりもありませんでした。

ご本人と相談し今も症状は全くありませんが今後のリスクマネジメントのためi-katsuは引き続き使用することとし、定期的に胃カメラで状態を確認する方針としています。

 

今回のように内視鏡を受けると逆流性食道炎や胃炎を認めるものの症状がないという方も時々おられます。

患者さん自身も症状がないため薬を飲んで治療するかどうか迷われる場合も多いですが、そういった際には効果がありかつ安全性も高いサプリでの治療も有用です。

※i-katsuを使った他の治療例は “i-katsuの治療例” からご覧いただけます。

 

こちらからご購入いただけます。

文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

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