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実際の診療例【他院で嘔吐反射が強くて胃カメラ失敗|鎮静剤を工夫して“楽に胃カメラ”を受けられた実例】

[2024.04.29]

「胃カメラを受けたいけど、嘔吐反射が強くてどうしても無理だった」

「鎮静剤を使っても効かず、途中で中止になってしまった」

──そんな経験をされた方はいませんか?

当院では、鎮静剤の組み合わせや量の調整を工夫することで、これまで胃カメラを受けられなかった方でも苦痛なく安全に検査を受けられる体制を整えています。

今回は、嘔吐反射が強すぎて一度も胃カメラを完遂できなかった30代男性が、当院で無事に検査を受けられた実例をご紹介します。

胃カメラが苦手な方、同じような経験でお困りの方はお力になれますのでご相談ください。

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▶お電話:03-5940-3833

症例|30代男性「嘔吐反射が強すぎて鎮静剤を使っても胃カメラが受けられない」

【症状】

検診でバリウム検査にてポリープを指摘され、胃内視鏡(胃カメラ)を勧められていたものの、何度試しても嘔吐反射で中止。一度も内視鏡をきちんと受けれない状態でした。

友人が当院で内視鏡検査を苦痛なく受けれたとの話を聞き、何とか当院で内視鏡を受けることが出来ないかとのことで来院されました

【診察・検査】

以前の検査では通常の経口内視鏡では口に挿入しただけで嘔吐反射が起こってしまい全く検査ができず

鎮静剤を使って経鼻内視鏡での検査も鎮静剤がほとんど効かずに反射が止まらずに検査ができなかったとのことでした。

鎮静剤にも

  • 反射を抑えるもの
  • 眠りを促すもの

など種類があり、組み合わせることで効果をより発揮でき、さらにそれぞれの量を調整することでしっかりと鎮静を効かせることが可能なため、

今回は鎮静剤を組み合わせて検査中でも量を調整できる体制を整えて経鼻内視鏡での検査を行いました。

【検査経過】

内視鏡検査開始前に鎮静の組合せ・量をしっかりと調整し、眠りに入った状態になったことを確認して検査を開始しました。

今回は反射は全く起こらず、検査自体もスムーズに行うことが出来、無事に終了となりました。

ちなみに検査では胃にポリープは認めましたが、胃底腺ポリープと呼ばれるピロリ菌がいない方に発生する良性のポリープで、特に治療は必要ないものでした。

実際の胃の内視鏡画像です。青い丸で囲まれた隆起が胃底腺ポリープです。

院長からのコメント

胃の内視鏡検査は嘔吐反射が強い方にとっては大変苦痛な検査ではありますが、今回のように鎮静剤を適切に選択し用いることで楽に受けることが可能です。

胃痛・胃もたれなどの症状の原因検索、病気の早期発見につながる大変有用な検査ですので、反射が強く検査がうまくいかない方・検査が怖くて不安な方はお力になれますので、是非一度ご相談ください。

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

まとめ

・嘔吐反射が強くても、鎮静剤の組み合わせ・調整で検査可能。

・経鼻内視鏡+鎮静を適切に行うことでほとんどの方が楽に受けられる

・胃ポリープや胃がんなどの早期発見には胃カメラが必須。

・「過去に失敗したから無理」とあきらめずに、専門クリニックで再チャレンジする価値があります。

👉 当院では最新内視鏡と鎮静法を用いて、苦痛のない胃カメラを提供しています。

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よくある質問FAQ

Q1. 鎮静剤を使っても効かなかったのですが、もう一度挑戦できますか?

A1. 鎮静剤には複数の種類があり、組み合わせや量の調整で効果を高められます。過去に効かなかった方でも、再チャレンジで成功するケースがあります。

Q2. 鎮静剤を使うと副作用はありますか?

A2. 呼吸抑制などのリスクがありますが、当院では心電図・酸素モニターを使用し安全管理を徹底しています。

Q3. 経鼻内視鏡と経口内視鏡、どちらが楽ですか?

A3. 嘔吐反射が強い方には経鼻内視鏡の方が楽に受けられることが多いです。

医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、

消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、

内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

アクセス

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所在地

170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11  十一屋ビル4階

交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

お電話での予約・お問い合わせ:03-5940-3833

文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介

 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

参考文献

 

・日本消化器内視鏡学会. 胃内視鏡検査ガイドライン.

・ASGE Standards of Practice Committee. "Sedation and anesthesia in GI endoscopy." Gastrointest Endosc. 2018;87(2):327-337.

・国立がん研究センター. 胃ポリープについて.

 

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