エコー(超音波)検査
当院のエコー(超音波)検査は、予約なしでも随時受けられます。(※) 腹部検査ご希望の際は最低8時間以上お食事を抜いてください。
※検査は17時まで
※日曜日・月曜日午後は検査不可
検査は消化器領域専門の超音波検査士(超音波医学会認定技師)が行います。
腹部エコー検査では、胃カメラや大腸カメラでは観察できない、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓・膀胱・前立腺などの病気を見ることが出来ます。
また、胃や大腸も進行がんや潰瘍、強い炎症などはエコーでも指摘することができ、痛みや苦しさがなく、ベッドサイドですぐに出来るため非常に有効な検査です。
<目次>
1.検査方法
2.注意事項
5.費用
Q&A ~当院エコーの工夫~
1.検査方法 [検査時間 目安:10~15分]
検査室へ入りましたら、シャツは胸のあたりまで持ち上げ、ズボンやスカートは腰骨あたりに下げてください。
準備ができましたら、ベッドに仰向けでお待ちください。
検査部位にゼリーを塗り、プローブと呼ばれる超音波を発する探触子を当てながらモニターで臓器の形態などを観察していきます。
観察しやすくするため、検査担当者の声に合わせて息を吸ったり吐いたり、体の向きを変えたりしていただきます。
画像を見やすくするため、お部屋を少し暗くして検査を行います。
2.注意事項
- 胆嚢の観察が出来なくなるため、検査前は食事を取らないでください。
午前の検査では朝食を、午後の検査では昼食を抜いてください。
また牛乳などの脂肪分を含む飲み物も控えてください。
- 我慢できる範囲でお小水を溜めておいてください(腹部エコーの方のみ)。
お小水が溜まっている方が、観察しやすい場合があります。
3.当院のエコー(超音波)検査でみれる臓器
上腹部 (肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、大動脈、脾臓、胃⦅一部⦆、リンパ節)
下腹部 (前立腺※1、膀胱※1、子宮※1、卵巣※1、虫垂※2、大腸※2、小腸※3、腹水)
※1 条件等により見えない場合もあります
※2 炎症がある場合に限る
※3 炎症・拡張がある場合に限る
4.実際にエコーで見つかった症例
5.費用(概算)
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項目 1割負担 3割負担 腹部エコー(超音波)検査 ¥530 ¥1,590 ※ 診察代などが別途かかります。
文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医