実際の治療例【冬になると食欲が落ちる…原因は“ただの季節性”ではなく機能性ディスペプシアだった】
「冬になると食欲が落ちるのは昔からだけど、今年は特にひどい…」
そう感じていませんか?
実際、季節の変わり目や寒さで胃腸の働きが低下し、食欲が落ちる方は少なくありません。
しかし、“ただの季節性の食欲低下”と思っているうちに、実は胃の機能低下(機能性ディスペプシア)が隠れていたケースもよくあります。
今回は、40代女性で冬に強い食欲低下が続き、心配になって受診された方の治療例をご紹介します。
▶巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。同様の症状でお困りの方は是非ご相談ください。
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
実際の治療例|40代女性「冬になると食欲が落ちる」
【症状】
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毎年冬になると食欲が落ちやすかった
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今年は特に「すぐにお腹がいっぱいになる」「あまり食べられない」症状が強い
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ただの体調不良とは違う気がして心配になり来院
【診察】
問診・診察を行い、以下の原因を考えました。
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機能性ディスペプシア(FD)
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ピロリ菌関連疾患
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胃がん・食道がん
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膵疾患
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胆のう疾患
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甲状腺機能低下症 など
原因をはっきりさせ正しく診断をつけ、治療方針を立てるため血液検査・腹部エコー・内視鏡検査(胃カメラ)を行いました。
【検査】
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血液検査:炎症・貧血・甲状腺など
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腹部エコー:肝臓・胆のう・膵臓・腎臓の異常を確認
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胃カメラ:胃炎・潰瘍・腫瘍・ピロリ菌の有無を確認
結果はいずれも異常なし。
これにより、機能性ディスペプシア(FD)と診断しました
実際の胃カメラの画像
胃にはピロリ菌や胃がん・胃炎などの異常はなく正常な状態でした。
機能性ディスペプシア(FD)とは?
機能性ディスペプシアは、検査では異常がないのに胃の働きが弱く、食後の胃もたれや食欲不振が続く状態です。
主な原因
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自律神経の乱れ
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ストレス・寒さによる機能低下【1】
特に冬は、自律神経が乱れやすく胃腸の運動が低下します【2】。
関連ページ
👉機能性ディスペプシアの専門医の院長による詳しい解説はこちら
【治療】
今回の治療は以下の3点を組み合わせました。
① 消化管運動賦活薬
胃の動きを改善し、
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すぐお腹いっぱいになる
- 食欲不振
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食後の胃もたれ などを改善する治療薬。
機能性ディスペプシアに対する有効性が複数報告されています【3】。
② 漢方薬
症状・体質に合わせて処方。
冬に悪化するタイプの方は、胃や腸を温め胃の動きを整えるものを選びます。
③ 当院オリジナルサプリ i-katsu
胃腸の働きを底上げし、
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再燃しやすい体質の改善
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胃腸の慢性的な弱さ
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季節の変化で調子を崩しやすい方 に有効。
漢方と併用することで、より効果的に働くケースが多いです。
【治療経過】
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治療開始から1週間ほどで症状が改善
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「以前のように食べられるようになった」とのことで不安も軽減
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再燃予防・体質改善として漢方+i-katsuの継続を選択
機能性ディスペプシアは再発しやすいため、季節の変わり目に調子を崩す方には予防継続が非常に有効です。
i-katsuの効果と役割
i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。
| 成分の作用 | 効果 |
|---|---|
| 胃酸分泌の調整 | 過剰な酸の刺激を抑える |
| 胃の運動をサポート | 食欲不振やもたれの軽減 |
| 胃内細菌叢を整える | 機能性ディスペプシアの体質改善と予防 |
i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用・胃の動きを改善する作用を持っており、
当院では機能性ディスペプシアの方の治療に用いており高い効果をあげています。
胃内細菌叢と機能性ディスペプシアの関連
同じようなストレスや疲れでも、機能性ディスペプシアを発症する人としない人がいます。
その違いの一因として注目されているのが「胃内細菌叢」です。
機能性ディスペプシアの方の細菌叢には病原性を持つエスケリキア属が多数検出という異常が確認されています。
i-katsuはこの胃内細菌叢を整える乳酸菌を配合しており、
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胃の不調の改善
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症状を繰り返さない胃内細菌叢=体質づくり
の両方を同時にサポートします。
i-katsuによるその他の治療例は【▶こちら】
院長からのコメント
冬になると食欲が落ちる方は多いですが、
「すぐにお腹いっぱいになる」「少量で苦しくなる」場合は、機能性ディスペプシアの可能性があります。
胃カメラ・血液検査で器質的疾患をしっかり除外しておくことで、“安心して治療に専念”できます。
また当院では単なる投薬治療にとどまらず、漢方やオリジナルサプリi-katsuによる予防や体質改善にも取り組んでおります。
冬に食欲が戻らない方、毎年この時期に症状が出る方は、お力になれますのでお気軽にご連絡ください。
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
よくある質問
Q1. 冬に食欲が落ちるのは普通ですか?
A. 一時的ならよくありますが、1〜2週間以上続く場合は診察をおすすめします。
Q2. 機能性ディスペプシアは治りますか?
A. 多くは治療で改善しますが、再燃しやすい傾向があります【3】。
Q3. 胃カメラは必ず必要ですか?
A. 40代以上で食欲低下が続く場合は推奨します。
Q4. ストレスでも機能性ディスペプシアになりますか?
A. はい。自律神経が大きく関係しています【1】。
Q5. ピロリ菌が原因のこともありますか?
A. あります。この場合は除菌治療を行います。
Q6. i-katsuはどんな時に使いますか?
A. 胃腸の働きが弱い方、季節で調子を崩す方、再燃を防ぎたい方によく使います。
Q7. 食事はどうしたらいいですか?
A. 一気食いはせずに、少量で5回に分ける、脂っこいものを控える、温かい食事が有効です。
Q8. 漢方は続けても大丈夫?
A. 体質改善にも役立つため、継続がおすすめのケースが多いです。
Q9. 再発しやすいって本当ですか?
A. はい。季節の変化・ストレスで再燃しやすい特徴があります。
Q10. どのタイミングで受診すべき?
A. 食欲低下や食べてすぐいっぱいになるような感じが2週間以上続く時は医療機関を受診しましょう。
まとめ
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冬に食欲が落ちる原因の1つに「機能性ディスペプシア」がある
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検査で器質的疾患を除外することが大切
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消化管運動賦活薬+漢方+i-katsuの組み合わせは症状改善・再燃予防に有効
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季節の変化で症状が出やすい方は早めの受診を
巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。冬の時期の症状でお困りの方は是非ご相談ください。
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医師紹介
神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長
📍経歴
国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、
消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。
胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、
内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。
2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
🩺 i-katsu開発にあたっての想い
病院で処方する薬の多くは、症状自体は一時的に改善してくれますが、根底にある体質や体内の環境を変えるのは難しく、症状を繰り返さないための予防策や、より根本的な体質を改善するための方法が求めらています。
そこで、病院の薬では補えない「症状の発症・再発に関わる胃弱体質の改善」「胃内・腸内環境へのサポート」を目指してこのサプリを開発に取り組みました。
胃腸の症状に悩んで病院に来ないようになること、そして日々を穏やかに、食事を美味しく食べて頂けることが診療目標です!
アクセス
所在地
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11 十一屋ビル4階
交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階巣鴨駅前胃腸内科クリニック
JR巣鴨駅 南口より徒歩3分。詳しい道順はこちら
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参考文献
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Tack J, et al. Functional Dyspepsia — Symptoms and Pathophysiology. NEJM.
-
Kondo T, et al. Seasonal variation and autonomic function.
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Aoki H, et al. Efficacy of Acotiamide for Functional Dyspepsia.
文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介
(消化器学会・内視鏡学会専門医)
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
