朝の胃痛・吐き気が治らない原因は機能性ディスペプシア?薬+i-katsuで改善した治療例
この記事でわかること
- 朝の胃痛・吐き気を起こす主な原因
- 機能性ディスペプシアとはどのような病気か
- 胃カメラ・腹部エコー・血液検査を行う理由
- 薬とi-katsuを組み合わせた実際の治療経過
- 機能性ディスペプシアに対してのi-katsuの効果
- 早めに消化器内科を受診した方がよい症状
「朝になると胃が痛い」
「起きた直後に吐き気がする」
「市販薬を飲んでも良くならない」——
そんな症状にお悩みではありませんか?
実はこれ、機能性ディスペプシアという病気の可能性があります。
胃や内臓に明らかな異常がないにもかかわらず、つらい胃の不快感が続くこの疾患は、適切な治療と体質改善が鍵になります。
この記事では、当院を受診された20代男性の治療経過をもとに、
- なぜ起床時に症状が出るのか?
- どのような検査で診断されたのか?
- どんな治療が効果的だったのか?
を、実例を交えて詳しくご紹介します。
特に、当院オリジナルの胃のサプリi-katsuを併用したことで、再発なく症状が安定した経過は、多くの患者さんにとって参考になるはずです。
つらい胃の症状でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
朝の胃痛・吐き気を起こす主な原因
朝に症状が出るという情報は原因を考える手がかりになりますが、「朝だからこの病気」と一つに決めることはできません。症状の場所、食事との関係、胸やけ、便の色、発熱、服用薬、体重減少などを確認しながら原因を絞り込みます。
胃・十二指腸の病気
- 急性胃炎・慢性胃炎
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- ピロリ菌感染に伴う胃炎
- 胃がん
みぞおちの痛み、吐き気、食欲低下などを起こします。潰瘍から出血すると、黒い便、貧血、ふらつきが現れることがあります。
逆流性食道炎・胃食道逆流症
胃酸や胃の内容物が食道へ逆流し、胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、げっぷ、吐き気、みぞおちの不快感などを起こします。横になることで症状が出やすくなる方もいます。
機能性ディスペプシア
胃カメラなどで症状を説明できる明らかな病変がないにもかかわらず、みぞおちの痛み・灼熱感、食後の胃もたれ、少量で満腹になる感じなどが続く病気です。吐き気やげっぷ、お腹の張りを伴うこともあります。
胆のう・膵臓など胃以外の病気
胆石、胆のう炎、膵炎などでも、みぞおちの痛みや吐き気が起こります。右上腹部痛、背中へ広がる痛み、発熱、黄疸などを伴う場合は注意が必要です。
生活習慣・薬・ストレス
夜遅い食事、飲酒、喫煙、睡眠不足、精神的ストレス、痛み止めなどの薬が症状に関係することがあります。ただし、生活習慣だけが原因と思い込まず、症状が続く場合は一度原因を確認することが大切です。
▶関連ページ:胃痛・腹痛の原因と受診目安
機能性ディスペプシアとは?
機能性ディスペプシアは、胃や十二指腸に潰瘍・がんなどの明らかな病変がないにもかかわらず、慢性的な胃の症状が続く「脳と胃腸の相互作用に関係する病気」です。
症状には、次のような要因が複雑に関係すると考えられています。
- 食べ物を受け入れる胃の広がり方の異常
- 胃から十二指腸へ食べ物を送る動きの低下
- 胃酸や食事刺激を強く感じる知覚過敏
- 胃酸分泌や十二指腸の軽い炎症
- ストレス、睡眠、自律神経、脳腸相関
- ピロリ菌感染や感染後の変化
主な症状として「吐き気・気持ち悪さ」「みぞおちの痛み」「食後の胃もたれ」「早期満腹感」などがあります。ただし、実際の診療では症状の期間だけで自己判断せず、危険な病気が疑われないかを確認したうえで診断します。
関連ページ:機能性ディスペプシアの症状・原因・治療
実際の治療例|20代男性「起床時の胃痛・吐き気が治らない」
【症状】
2か月ほど前から朝起きると胃痛や気持ち悪さ・吐き気があり、当初は市販の胃薬を飲んで様子を見ていましたが、改善がないとのことで当院を受診されました。
【診察・検査】
原因精査のため、腹部エコーや血液検査・胃内視鏡(胃カメラ)などで胃や周囲の臓器の状態をチェックしましたが、いずれも異常はなく、
症状の原因としては胃酸の分泌過多や胃の動きの低下などの胃の機能異常によるもの=機能性ディスペプシアと診断しました。
胃の粘膜は綺麗な状態で、ピロリ菌もない正常の状態でした
【治療】薬+i-katsuサプリで再発を防ぐ
機能性ディスペプシアの原因に対して下記治療を行いました。
- 胃酸分泌過多を抑える制酸剤
- 胃の粘膜を保護する粘膜保護剤
- 胃の動きを改善する機能改善薬
起床時の症状なので寝る前と起きてすぐに薬を飲んでもらうこととしました。
薬を飲むと7割くらいの症状は取れたとのことでしたが、まだ完全にはよくなっていないとのことで、
薬に加えて当院のオリジナルサプリi-katsuを服用して頂くこととしました。
【服用後の経過】2週間でほぼ改善、2年間再発なし
i-katsu服用後、徐々に残っていた症状も軽快。
残っていた症状も徐々に軽くなり、約2週間でほぼ気にならない状態になりました。
その後もご本人が再発予防を希望されたため継続し、記事作成時点では約2年間、明らかな再発なく経過しており、ご本人も「朝が怖くなくなった」とおっしゃっています。
機能性ディスペプシアに対してのi-katsuの効果と役割
i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。
| 成分の作用 | 効果 |
|---|---|
| 胃酸分泌の調整 | 過剰な酸の刺激を抑え胃痛・不快感を改善 |
| 胃の運動をサポート | 吐き気やムカつきの軽減 |
| 胃内細菌叢を整える | 機能性ディスペプシアの体質改善と予防 |
i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用・胃の動きを改善する作用を持っており、
当院では機能性ディスペプシアの方の治療に用いており高い効果をあげています。
機能性ディスペプシアでお悩みの方は、ぜひ一度i-katsuをお試しください。
【公式販売サイトへ】
関連ページ
- i-katsuについてのさらに詳しい内容は【▶胃腸内科が作ったサプリ i-katsu】
- i-katsuによるその他の治療例は【▶こちら】
- 機能性ディスペプシアを改善したい方は【▶公式販売サイトへ】
朝の胃痛・吐き気を軽くするために見直したい生活習慣
機能性ディスペプシアでは、薬やi-katsuだけでなく、症状を悪化させる生活習慣を調整することも大切です。
- 夕食や夜食を就寝直前にとらない
- 一度に食べ過ぎず、脂肪分の多い食事を控える
- 飲酒量を見直す
- 喫煙している場合は禁煙を検討する
- 睡眠時間と起床時間をできるだけ一定にする
- 症状と食事・睡眠・ストレスの関係を記録する
- 無理のない範囲で身体活動を取り入れる
ただし、食事制限を厳しくしすぎると体重減少や栄養不足につながります。特定の食品を一律に禁止するのではなく、ご自身で悪化しやすいものを確認しながら調整しましょう。
受診の目安|朝の胃痛・吐き気を様子見しない方がよいケース
次のような場合は、自己判断で胃薬を続けず、早めに消化器内科を受診してください。
- 胃痛や吐き気が1~2週間以上続く
- 市販薬を飲んでも改善しない
- 症状を繰り返し、仕事や学校に支障が出ている
- 体重が意図せず減っている
- 食欲低下や少量で満腹になる状態が続く
- 貧血、ふらつき、動悸、息切れがある
- 発熱、黄疸、背中の痛みを伴う
- 飲み込みにくさや、つかえ感がある
激しい腹痛、吐血、意識が遠のく、水分もとれないなどの症状がある場合は、診療所の予約を待たず救急受診を検討してください。
院長コメント
朝の胃痛や吐き気は、睡眠不足やストレスだけで起こることもありますが、胃潰瘍、逆流性食道炎、胆石などが隠れていることもあります。
一方で、胃カメラや腹部エコーに異常がなくても、胃の動きや知覚の異常によって強い症状が続く機能性ディスペプシアもあります。「検査で異常がない=気のせい」ではありません。
治療では、症状の型に合わせて胃酸を抑える薬、胃の動きを整える薬、漢方薬などを選び、生活習慣も一緒に見直します。当院では、必要に応じてi-katsuも治療選択肢の一つとして使用しています。
朝の不調を我慢し続けず、症状が続く場合は一度ご相談ください。
巣鴨で朝の胃痛・吐き気にお悩みの方へ
巣鴨駅前胃腸内科クリニックは、巣鴨駅から徒歩2分です。症状に応じて、診察・血液検査・腹部エコー・胃カメラを組み合わせ、原因に合わせて治療します。
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
サプリに関してのお問い合わせ:050-1726-6360
よくある質問
Q1. 朝起きると胃が痛いのはなぜですか?
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、機能性ディスペプシアなどが考えられます。夜遅い食事、飲酒、睡眠不足、ストレス、服用薬が影響することもありますが、症状だけで原因を断定することはできません。
Q2. 朝の吐き気は機能性ディスペプシアの症状ですか?
機能性ディスペプシアで吐き気を伴うことはあります。ただし、吐き気は胃炎、逆流性食道炎、胆のう・膵臓の病気、薬の副作用などでも起こるため、長引く場合は診察が必要です。
Q3. 胃カメラで異常がなければ安心ですか?
胃がんや胃潰瘍など、胃カメラで確認できる病気がないことは重要な情報です。ただし、胆のう・膵臓など胃以外の臓器や、胃の動き・知覚の異常は胃カメラだけでは判断できないため、症状に応じて血液検査や腹部エコーを組み合わせます。
Q4. 機能性ディスペプシアはストレスが原因ですか?
ストレスは悪化要因の一つですが、原因はそれだけではありません。胃の動き、胃の広がり方、知覚過敏、胃酸、十二指腸の変化、睡眠や自律神経などが複雑に関係します。
Q5. 機能性ディスペプシアはどのように治療しますか?
症状に応じて、胃酸を抑える薬、胃の動きを改善する薬、漢方薬などを使用します。食事、飲酒、喫煙、睡眠、運動などの調整も行います。治療効果が不十分な場合は診断や治療内容を見直します。
Q6. i-katsuだけで治療できますか?
症状や検査結果によって治療方針は異なります。当院では、i-katsuを単独または薬物治療と組み合わせて使用することがありますが、まず危険な病気が隠れていないかを確認し、診察のうえで適切な治療を提案します。
Q7. 朝食は食べた方がよいですか?
吐き気が強いときに無理に多量を食べる必要はありませんが、水分を少しずつとり、食べられる範囲で消化のよいものから始めます。症状が続き食事や水分がとれない場合は早めに受診してください。
Q8. 市販の胃薬で様子を見てもよいですか?
軽い症状が短期間で改善する場合は様子を見られることもあります。ただし、1~2週間以上続く、繰り返す、薬をやめると再発する、黒い便や体重減少がある場合は受診してください。
Q9. 胃カメラは苦しくありませんか?
当院では、経鼻・経口や鎮静剤の使用などを相談しながら検査方法を選べます。検査への不安や過去につらかった経験がある方は、予約時または診察時にお伝えください。
Q10. すぐに救急受診した方がよい症状はありますか?
激しい腹痛、吐血、黒い便とふらつき、冷や汗、意識が遠のく、何度も吐いて水分がとれない、胸の痛みや息苦しさを伴う場合は、早急な医療機関受診を検討してください。
まとめ|機能性ディスペプシアに、i-katsuという選択肢を
起床時のつらい胃の不快感や吐き気が、薬+i-katsuの併用で改善した実例をご紹介しました。
i-katsuは薬と違った作用で機能性ディスペプシアに効いてくれるため、
- 薬が効きにくい方
- 薬をやめると症状がぶり返す方
- 薬を飲むのに抵抗がある方
- 薬で効果が不十分な方
に薬と合わせて飲んでいただいたり、i-katsu単独で使用したりしております。
また副作用が出にくいという点から、安全に長期服用ができるため症状改善後の予防治療にも積極的に用いております。
関連ページ
- なぜi-katsuは機能性ディスペプシアに効くのか?|i-katsuの詳細はこちら
- i-katsuの治療例|i-katsuを使用した他の治療例についてもご覧いただけます
【公式販売サイトへ】
医師紹介・アクセス・診療時間
神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長
📍経歴
国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、
消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。
胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、
内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。
2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。
「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」
そんな方にも安心して診察や検査を頂けるような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。
アクセス
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〒170-0002
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文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介 (消化器学会・内視鏡学会専門医)
関連ページ
参考文献
- Miwa H, et al. Evidence-based clinical practice guidelines for functional dyspepsia 2021. J Gastroenterol. 2022;57:47-61.
- 日本消化器病学会編.機能性ディスペプシア(FD)診療ガイドライン2021.南江堂.
- Stanghellini V, et al. Gastroduodenal Disorders. Gastroenterology. 2016;150:1380-1392.
- Black CJ, et al. British Society of Gastroenterology guidelines on the management of functional dyspepsia. Gut. 2022;71:1697-1723.
- Drossman DA, et al. Rome IV Clinical Diagnostic Criteria for Disorders of Gut-Brain Interaction. Gastroenterology. 2022.
※本記事は医学的情報の提供を目的としており、個別の診断や治療を代替するものではありません。症状や治療効果には個人差があります。
