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実際の治療例 【ピロリ菌除菌に2回失敗…i-katsuを併用した3次除菌法】

[2026.07.07]

この記事でわかること

  • ピロリ菌除菌に2回失敗しても治療を検討できる理由
  • 除菌が失敗する主な原因
  • 3次除菌前に胃カメラで確認した方がよい理由
  • i-katsuを併用した当院での治療例
  • ピロリ菌除菌後も胃カメラで経過観察が必要な理由
💡この記事はこのような方におすすめです

✅ ピロリ菌の1次除菌・2次除菌に失敗した方

✅ 「もう除菌できない」と言われて不安な方

✅ 3次除菌や自費除菌について知りたい方

✅ 萎縮性胃炎や胃がんリスクが心配な方

✅ 巣鴨周辺でピロリ菌治療や胃カメラを相談したい方

「ピロリ菌の除菌を2回受けたのに失敗してしまった…」

そんな時、「もう治療できない」と思っていませんか?

実は、2次除菌で失敗した場合でも3次以降の治療が可能です。

さらに当院では、抗ピロリ菌効果が期待できるサプリメント i-katsu を組み合わせることで除菌成功率を高めています。

今回は、2回の除菌に失敗し「もう無理」と言われた60代男性が、当院でi-katsuを併用した3次除菌を行い無事にピロリ菌を除去できた実例をご紹介します。

巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。

ピロリ菌の除菌が出来ずでお困りの方がいらっしゃれば、このケースが受診のきっかけになれば幸いです。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

❓サプリに関してのお問い合わせ:050-1726-6360

 

ピロリ菌除菌に失敗する主な原因

ピロリ菌の除菌治療は、一般的に胃酸を抑える薬と複数の抗菌薬を組み合わせて行います。

多くの方は1次除菌または2次除菌で成功しますが、なかには2回とも失敗してしまう方もいます。

除菌に失敗する主な原因として、次のようなものがあります。

  • 抗菌薬が効きにくいピロリ菌である
    クラリスロマイシンなどの抗菌薬に耐性を持つ菌では、通常の除菌治療が効きにくくなることがあります。
  • 胃酸の抑制が十分でない
    除菌薬が働きやすい胃内環境を作るためには、胃酸をしっかり抑えることが重要です。
  • 薬の内服タイミングや飲み忘れ
    除菌薬は決められた期間、決められた回数をしっかり内服する必要があります。
  • 体質的に薬の効き方に差がある
    薬の代謝や胃内環境の違いにより、同じ治療でも効果に差が出ることがあります。
  • 副作用による中断
    薬が合わずに最後まで飲み切れずに除菌が出来ないこともあります。

▶関連ページ

ピロリ菌の基本、感染経路、検査法、除菌の流れについては、こちらもご覧ください。

ピロリ菌外来|巣鴨駅前胃腸内科クリニック

ピロリ菌感染・萎縮性胃炎とは?

ピロリ菌は、胃の粘膜に住みつく細菌です。感染が長く続くと、胃の粘膜に慢性的な炎症が起こり、次第に萎縮性胃炎へ進むことがあります。

萎縮性胃炎とは、長年の炎症によって胃の粘膜が薄く変化した状態です。萎縮性胃炎が進むと、胃がんのリスクが高くなることが知られています。

そのため、ピロリ菌が陽性の方では、除菌治療を行うだけでなく、胃カメラで次の点を確認することが重要です。

  • 胃がんが隠れていないか
  • 萎縮性胃炎がどの程度進んでいるか
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍がないか
  • 除菌後も定期的な胃カメラが必要か

実際の治療例|60代男性「ピロリ菌の除菌に2回とも失敗した」

【症状】

人間ドックでピロリ菌がいると指摘され近医にて除菌治療を行いましたが2度失敗し「もう除菌できない」と言われ、当院に相談に来られました。

【診察・検査】

ピロリ菌は萎縮性胃炎を起こし胃がんのリスクを高めます。

胃カメラを最後に受けてから5年ほど経過していることでしたので、まず胃カメラを施行し、胃がんの有無やピロリ菌の感染による胃炎の状態を確認しました。

実際の内視鏡画像です。

粘膜の凹凸が不整化し、色調も赤白のまだらな模様を呈しており、ピロリ菌による萎縮性胃炎という慢性胃炎を起こしている状態でしたが、幸いにも胃がんの発生はありませんでした。

▶胃カメラが不安な方へ

当院では、経鼻・経口・鎮静剤使用など、患者さんに合わせた胃カメラを行っています。ピロリ菌陽性、萎縮性胃炎、胃がんリスクが心配な方はご相談ください。

胃カメラの詳しいご案内はこちら

【治療】

3次除菌は保険適応外となりますが、今回は患者さんが自費除菌をご希望され3次除菌を行うこととしました。

<治療内容>

  • 3次除菌用のピロリ菌除菌薬
  • 抗ピロリ菌効果がある当院オリジナルサプリi-katsu
i-katsuを併用した理由

i-katsuに含まれる乳酸菌LJ88は、ピロリ菌の繁殖を抑える効果が期待できる乳酸菌です。

当院では、3次除菌以降のように通常より難しい除菌治療では、除菌薬に加えて胃内環境を整える補助治療の一つとしてi-katsuを併用することで、除菌の成功率を底上げしています。

▶関連ページ

i-katsuの成分や特徴については、こちらで詳しく解説しています。

当院オリジナルの胃のサプリ i-katsuについて

【経過】

除菌薬の内服中、大きな副作用はありませんでした。

治療終了から一定期間をあけて、尿素呼気試験を行いました。

その結果、ピロリ菌は陰性となり、無事に除菌できたことを確認しました。

2回除菌に失敗していても、胃の状態を確認し、治療内容を見直すことで、3次除菌以降で除菌できる可能性があります。

ピロリ菌除菌後も胃カメラは必要です

ピロリ菌を除菌できると、胃がんリスクは下がると考えられています。しかし、除菌に成功しても胃がんリスクがゼロになるわけではありません。

特に、除菌前から萎縮性胃炎が進んでいる方では、除菌後も定期的な胃カメラで経過を確認することが大切です。

次のような方は、除菌後も消化器内科で胃カメラの間隔を相談しましょう。

  • 萎縮性胃炎を指摘された方
  • 胃がんの家族歴がある方
  • 過去に胃潰瘍・十二指腸潰瘍がある方
  • 胃ポリープや胃粘膜異常を指摘された方
  • 胃もたれ・胃痛・食欲不振が続く方

受診の目安|2回失敗した方は早めにご相談ください

ピロリ菌除菌に失敗した場合でも、自己判断で放置せず、消化器内科で相談することをおすすめします。

特に、次のような方は早めの受診をご検討ください。

  • ピロリ菌の1次除菌・2次除菌に失敗した
  • 「もう除菌できない」と言われた
  • 胃カメラを数年以上受けていない
  • 萎縮性胃炎を指摘された
  • 胃がんが心配
  • 胃痛・胃もたれ・食欲不振が続く
  • 黒い便、体重減少、貧血を指摘された

巣鴨でピロリ菌除菌・胃カメラをご希望の方へ

巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、ピロリ菌検査、胃カメラ、除菌治療、除菌後の判定まで対応しています。2回除菌に失敗した方もご相談ください。

診察・胃カメラのWEB予約はこちら

📞 お電話でのご予約:03-5940-3833

院長コメント

ピロリ菌除菌は、保険診療では2次除菌までが一般的です。そのため、2回失敗すると「もう治療は難しい」と説明されることがあります。

しかし、実際には3次除菌以降を検討できるケースがあります。

もちろん、3次除菌は自費診療となることが多く、除菌成功率も1次・2次除菌より下がる傾向があります。そのため、ただ薬を出すだけではなく、胃カメラで胃がんや萎縮性胃炎の状態を確認し、患者さんごとに治療方針を考えることが大切です。

当院では、ピロリ菌除菌に難渋している方に対して、3次除菌以降の治療やi-katsu併用も含めて、できる限りお力になれるよう診療しています。

「2回失敗したからもう無理」とあきらめる前に、一度ご相談ください。

お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833

FAQ|ピロリ菌除菌に2回失敗した方からよくある質問

Q. ピロリ菌除菌に2回失敗したら、もう除菌できませんか?

A. いいえ、2回失敗しても3次除菌以降を検討できる場合があります。ただし、保険適用外となることが多いため、胃の状態やこれまで使用した薬を確認したうえで治療方針を決めます。

 

Q. 3次除菌は保険でできますか?

A. 一般的に、ピロリ菌除菌の保険適用は2次除菌までです。3次除菌以降は自費診療となることが多いため、費用や治療内容について事前に確認が必要です。

 

Q. 2回除菌に失敗する原因は何ですか?

A. 抗菌薬が効きにくい薬剤耐性菌、胃酸抑制不足、飲み忘れ、薬の代謝の違い、喫煙や胃内環境の影響などが考えられます。

 

Q. 3次除菌の前に胃カメラは必要ですか?

A. 胃カメラを最後に受けてから時間が経っている場合や萎縮性胃炎が疑われる場合は、胃がんや胃炎の状態を確認するために胃カメラをおすすめします。

 

Q. ピロリ菌を放置するとどうなりますか?

A. ピロリ菌感染が続くと、慢性胃炎や萎縮性胃炎が進み、胃がんリスクに関わることがあります。除菌の可否だけでなく、胃の状態を確認することが大切です。

 

Q. i-katsuだけでピロリ菌を除菌できますか?

A. i-katsuは当院で治療の補助として使用しているサプリであり、単独で除菌薬の代わりに使うものではありません。除菌治療では、医師の判断で除菌薬と組み合わせて使用します。

 

Q. ピロリ菌除菌後の判定はいつ行いますか?

A. 除菌薬の内服終了後、一定期間をあけて尿素呼気試験などで判定します。判定時期が早すぎると正確に判断できないことがあるため、医師の指示に従って検査を受けましょう。

 

Q. 除菌に成功したら胃がんの心配はなくなりますか?

A. 除菌により胃がんリスクは下がると考えられますが、ゼロにはなりません。特に萎縮性胃炎がある方は、除菌後も定期的な胃カメラが必要です。

 

Q. 以前の除菌薬の内容がわからなくても相談できますか?

A. 相談可能です。お薬手帳、検査結果、紹介状などがあれば参考になります。内容が不明な場合でも、これまでの経過を確認しながら治療方針を検討します。

 

Q. 巣鴨駅前胃腸内科クリニックでピロリ菌の相談はできますか?

A. はい。ピロリ菌検査、胃カメラ、除菌治療、除菌後判定まで対応しています。2回除菌に失敗した方や、萎縮性胃炎が心配な方もご相談ください。

まとめ|ピロリ菌除菌に2回失敗しても、あきらめる前にご相談ください

ピロリ菌除菌に2回失敗すると、「もう治療できないのでは」と不安になる方が多いと思います。

しかし、状況によっては3次除菌以降の治療を検討できる場合があります。

大切なのは、次の3点です。

  • 過去の除菌内容を確認すること
  • 胃カメラで胃がんや萎縮性胃炎の状態を確認すること
  • 自費診療も含めて、3次除菌以降の治療を検討すること

今回の症例では、2回除菌に失敗した60代男性に対して、胃カメラで萎縮性胃炎を確認したうえで、3次除菌薬とi-katsuを併用し、尿素呼気試験で除菌を確認できました。

ピロリ菌除菌に失敗してお困りの方は、あきらめずに消化器内科へご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5940-3833

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医師紹介

神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長

📍経歴

国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。

胃もたれや下痢といった一般的な症状から炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。

2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

胃や大腸の病気は、早期発見・早期治療がとても重要です。

「気になるけれど、どこに相談したらよいかわからない」「検査は怖いし、つらそうで不安」

そんな方にも安心して診察や検査を頂けるうような診療を心がけております。お気軽にご相談ください。

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巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階  

巣鴨駅前胃腸内科クリニック

お電話での予約・お問い合わせ:03-5940-3833

文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介 (消化器学会・内視鏡学会専門医)

参考文献

  1. Isomoto H, et al. Guidelines for the management of Helicobacter pylori infection in Japan: 2024 revised edition. Journal of Gastroenterology. 2026.
  2. Ford AC, et al. Eradication Therapy to Prevent Gastric Cancer in Helicobacter pylori–Positive Individuals: Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials and Observational Studies. Gastroenterology. 2025.
  3. Chey WD, et al. ACG Clinical Guideline: Treatment of Helicobacter pylori Infection. American Journal of Gastroenterology. 2024.
  4. Malfertheiner P, et al. Management of Helicobacter pylori infection: the Maastricht VI/Florence consensus report. Gut. 2022.
  5. Aiba Y, Ishikawa H, Tokunaga M, Komatsu Y. Anti-Helicobacter pylori activity of non-living, heat-killed form of lactobacilli including Lactobacillus johnsonii No.1088. FEMS Microbiology Letters. 2017.

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