【実際の治療例】数年来の胃もたれが「i-katsu×漢方」で改善|専門医が“効いた理由”を解説
「ずっと胃が重い」「食後に胃がもたれる」「少し食べただけで満腹になる」――。
こうした“胃もたれ”が何か月も、あるいは年単位で続くと、胃炎やストレスだけで片づけてよいのか不安になります。
実は、検査で潰瘍やがんなどの異常が見つからないのに症状が続く状態は、機能性ディスペプシアと呼ばれることがあります。
今回は、数年来続く胃もたれに対して、必要な検査で“見逃してはいけない病気”を除外したうえで、漢方+当院オリジナルサプリi-katsuを組み合わせて改善した実例をご紹介します。
巣鴨駅前胃腸内科ではWEB予約・電話予約を受け付けております。
慢性的な胃もたれでお困りの方は是非ご相談ください。
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
実際の治療例|50代女性「数年以上前から胃もたれが続いている」
症状
-
数年前から、食後の胃もたれが続いている
-
油物や重ための食事をとると特に強く、外食や会食がつらい
-
「年齢的に胃がんも心配」「ピロリ菌があるのでは」と不安
診察
胃もたれは原因が幅広いため、診察ではまず「危険な病気を見落とさない」ことを優先します。代表的な鑑別は次の通りです。
胃もたれで考える主な鑑別
-
胃がん・食道がん(特に体重減少、貧血、黒色便などがあれば要注意)【2】
-
胃・十二指腸潰瘍
-
逆流性食道炎(GERD)
-
ピロリ菌感染に関連する胃炎【2】
-
胆のう疾患(胆石など):みぞおち〜右上腹部の痛み、脂っこい食事で悪化
-
膵臓疾患
-
甲状腺疾患・糖尿病など代謝疾患(胃の動きに影響することがあります)
-
そして、検査で明らかな異常が見つからない場合の 機能性ディスペプシア(FD)【1】【2】
正しく状態を把握し、治療方針を立てるため血液検査や腹部エコー・胃カメラ(内視鏡検査)を行いました。
検査でわかること
-
血液検査:貧血・炎症・肝胆膵系の数値・代謝疾患などを確認
-
腹部エコー:胆石や肝胆膵の異常の確認
-
胃カメラ(上部内視鏡):胃炎・潰瘍・腫瘍性病変の除外【2】【3】
「症状が長い」「最近悪化」「体重減少」「貧血」「40歳以上で胃カメラ未経験」などは、より積極的に内視鏡を検討します【2】【3】。
検査結果
結果はいずれも異常がなく機能性ディスペプシアと診断しました
<実際の内視鏡画像>
胃内には炎症や腫瘍・ピロリ菌など認めず正常な状態でした。
「機能性ディスペプシア」とは?
機能性ディスペプシアは、内視鏡などで潰瘍やがんなどの“はっきりした原因”が見つからないのに、
-
食後のもたれ(食後膨満感)
-
早期満腹感(すぐお腹がいっぱい)
-
みぞおちの痛み・灼熱感 などが続く状態です【1】。
◆なぜ起こるの?
機能性ディスペプシアはひとつの原因だけでなく、次のような要素が重なって起こると考えられています。
-
食後に胃がうまく広がらない(胃の受け入れ低下)
-
胃の動き(排出)が乱れる
-
胃が刺激に敏感になる(知覚過敏)
-
ストレス・睡眠不足・自律神経の乱れ など
関連ページ
▶機能性ディスペプシアについて専門医の院長によるより詳しい説明はこちら
治療
まずは機能性ディスペプシアを起こしやすい食生活の見直しを行いました。
-
1回量を減らして回数を分ける
-
脂っこい食事・早食いを避ける
-
寝不足、過度なカフェイン、アルコールを見直す
あわせて機能性ディスペプシアの胃もたれは胃の動きの低下が関連している場合が多く、
-
胃の働きを改善する薬
-
胃の動きをよくして胃もたれを治す漢方薬 を併用して治療を開始しました。
経過
ところが胃の動きを改善する薬を使用したところ、下痢をしてしまうとのことでしたので、
代わりに、当院オリジナルサプリのi-katsuを使用しました。
- 2週間ほどで胃もたれの頻度が減り、
-
6週間ほど経過したころにはほぼ胃もたれが気にならなくなった。
患者さんご本人も「食事が楽しくなった」と実感されました。
その後は状態維持と再燃予防のため漢方+i-katsuを継続し、現在も良好な状態を維持しておられます。
i-katsuの効果と役割
i-katsuには、胃に働く乳酸菌と生薬が含まれています。
| 成分の作用 | 効果 |
|---|---|
| 胃酸分泌の調整 | 過剰な酸の刺激を抑える |
| 胃の運動をサポート | 吐き気やムカつきの軽減 |
| 胃内細菌叢を整える | 機能性ディスペプシアの体質改善と予防 |
i-katsuは上記のように胃酸の分泌過多を適正化する作用・胃の動きを改善する作用を持っており、
当院では機能性ディスペプシアの方の治療に用いており高い効果をあげています。
胃内細菌叢と機能性ディスペプシアの関連
同じようなストレスや疲れでも、機能性ディスペプシアを発症する人としない人がいます。
その違いの一因として注目されているのが「胃内細菌叢」です。
機能性ディスペプシアの方の細菌叢には病原性を持つエスケリキア属が多数検出という異常が確認されています。
i-katsuはこの胃内細菌叢を整える乳酸菌を配合しており、
-
胃の不調の改善
-
症状を繰り返さない胃内細菌叢=体質づくり
の両方を同時にサポートします。
i-katsuによるその他の治療例は【▶こちら】
関連ページ
▶なぜi-katsuは機能性ディスペプシアに効くのか?|i-katsuの詳細はこちら
院長からのコメント
機能性ディスペプシアは「検査で異常がないから大丈夫」と片付けられやすい病気ですが、症状を繰り返したり、ずっと慢性的に続いてしまいます。
状態を見極め、適切な治療を行えば、漢方やikatsuサプリなどの副作用が少なく安全性の高い治療で改善するケースも多くあります。
「我慢すれば治る」と思わず、ぜひ一度ご相談ください。
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
よくある質問(FAQ)
Q1. 胃もたれが数年続いています。放置しても大丈夫?
A. よくある症状ですが、長期化する場合は原因の確認が大切です。年齢や症状によっては内視鏡などで評価します【2】【3】。
Q2. 胃もたれ=胃炎ですか?
A. 胃炎のこともありますが、逆流性食道炎、潰瘍、胆のう疾患、機能性ディスペプシアなど幅広い原因があります【2】。
Q3. 機能性ディスペプシアって何ですか?
A. 内視鏡などで明らかな異常がないのに、食後のもたれ・早期満腹感・みぞおちの痛みなどが続く状態です【1】。
Q4. 機能性ディスペプシアはストレスが原因ですか?
A. ストレスが悪化要因になることはありますが、それだけが原因ではなく、胃の動きや感受性など複数要因が関与します【1】。
Q5. 胃カメラは必ず必要ですか?
A. 年齢やリスク、症状の経過で判断します。診療指針では、年齢や背景に応じて内視鏡やピロリ菌検査を検討します【2】【3】。
Q6. ピロリ菌がいると胃もたれになりますか?
A. 関連することがあります。陽性の場合は除菌を検討します【2】。
Q7. 機能性ディスペプシアの治療薬にはどんなものがありますか?
A. 症状に応じて選択します。胃の運動改善薬・制酸剤・漢方や当院ではサプリを使用することもあります。
Q8. 機能性ディスペプシアに漢方は効きますか?
A. 症状や体質に合わせて適切な漢方を選択すれば、効果を発揮してくれます。
Q9. i-katsuは誰でも効きますか?
A. サプリのため効果には個人差がありますが、安全性や有効性が高いため当院では積極的に治療に用いています。
Q10. 受診の目安は?
A. 1か月以上続く、悪化する、体重減少・貧血・黒色便・飲み込みにくさがある場合は早めに受診をおすすめします【2】【3】。
まとめ|機能性ディスペプシアに、i-katsuという選択肢を
数年来の胃もたれが、漢方薬+i-katsuの併用で改善した実例をご紹介しました。
i-katsuは薬と違った作用で機能性ディスペプシアに効いてくれるため、
- 薬が効きにくい方
- 薬をやめると症状がぶり返す方
- 薬を飲むのに抵抗がある方
- 薬で効果が不十分な方
に薬と合わせて飲んでいただいたり、薬の代替治療として使用しております。
また副作用が出にくいという点から、安全に長期服用ができるため症状改善後の予防治療にも積極的に用いております。
同じような症状でお悩みの方は、ぜひ一度i-katsuをお試しください。
【公式販売サイトへ】
関連ページ
参考文献
【1】Rome Foundation. Rome IV Criteria(Functional Dyspepsiaの基準)Rome Foundation
【2】Moayyedi P, et al. ACG and CAG Clinical Guideline: Management of Dyspepsia. Am J Gastroenterol. 2017. PubMed+1
【3】Mounsey A, et al. Functional Dyspepsia: Evaluation and Management. Am Fam Physician. 2020. AAFP
【4】Matsueda K, et al. A placebo-controlled trial of acotiamide for meal-related symptoms of functional dyspepsia. Gut. 2012. gut.bmj.com+1
【5】Ko SJ, et al. Effects of the herbal medicine Rikkunshito for functional dyspepsia: systematic review and meta-analysis. 2021. PubMed+1
【6】Kusunoki H, et al. 六君子湯と機能性ディスペプシアに関する臨床研究(DREAM等の報告を含む). J-STAGE
医師紹介
神谷雄介(かみや ゆうすけ)院長
📍経歴
国立佐賀大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、
消化器・胃腸疾患の患者さんが数多く集まる戸畑共立病院・板橋中央総合病院・平塚胃腸病院にて研鑽を積む。
胃もたれや便通異常といった一般的な症状から、炎症性腸疾患や消化器がん治療まで幅広く診療を行いながら、
内視鏡専門医として年間3000件弱の内視鏡検査、および早期がんの高度な内視鏡治療まで数千件の内視鏡治療を施行。
2016年4月に巣鴨駅前胃腸内科クリニックを開業。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや下痢などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
🩺 i-katsu開発にあたっての想い
病院で処方する薬の多くは、症状自体は一時的に改善してくれますが、根底にある体質や体内の環境を変えるのは難しく、症状を繰り返さないための予防策や、より根本的な体質を改善するための方法が求めらています。
そこで、病院の薬では補えない「症状の発症・再発に関わる胃弱体質の改善」「胃内・腸内環境へのサポート」を目指してこのサプリを開発に取り組みました。
胃腸の症状に悩んで病院に来ないようになること、そして日々を穏やかに、食事を美味しく食べて頂けることが診療目標です!
アクセス
所在地
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨1丁目18-11 十一屋ビル4階
交通
巣鴨駅から徒歩2分、ローソン(1F)の4階巣鴨駅前胃腸内科クリニック
JR巣鴨駅 南口より徒歩3分。詳しい道順はこちら
▶📞お電話での予約・お問い合わせ:03-5940-3833
▶【WEB予約】
文責:巣鴨駅前胃腸内科クリニック院長 神谷雄介
(消化器学会・内視鏡学会専門医)
お電話でのご相談・ご予約は03-5940-3833
